ビットコイン送金時のアドレス形式の違いに注意!レガシーとセグウィットの違いと確認すべきポイント

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ビットコイン(BTC)の送金で「レガシー(Legacy)」と「デフォルト(SegWit/Bech32)」というアドレス形式の違いを知らずに送金してしまった場合、不安になる方も多いかもしれません。しかし、多くの場合、送金そのものは正しく行われていることがほとんどです。本記事では、BTCのアドレス形式の種類や、送金が反映されない際のチェックポイントについてわかりやすく解説します。

ビットコインのアドレス形式とは?

ビットコインには以下の3つのアドレス形式があります。

  • レガシーアドレス(P2PKH):1で始まる。古くから使われている形式。
  • セグウィット(P2SH):3で始まる。手数料削減に対応。
  • Bech32(ネイティブセグウィット):bc1で始まる。さらに軽量で効率的な形式。

送金の可否は、基本的に「送信元ウォレットが送信先アドレス形式に対応しているか」に依存します。多くの取引所やウォレットはすでにこれらすべての形式に対応しており、互換性に問題がないことがほとんどです。

「レガシー→デフォルト」の送金で起きやすい誤解

ユーザーが「レガシーからデフォルト(SegWitなど)に送った」と感じた場合、問題になるのは多くがウォレットの仕様ではなく、「ブロックチェーン上の承認状況」や「送信先の表示更新のタイミング」です。

送金履歴が出ているのにウォレットで確認できない場合、送信トランザクションID(TXID)を調べて、ブロックチェーンエクスプローラーなどで確認しましょう。

送金が反映されないときに確認すべきポイント

  • 取引所の送金履歴に「完了」表示があるか
  • TXIDが発行されているか
  • ブロックチェーン上で承認されているか(確認回数6回が目安)
  • 送信先ウォレットが受信アドレス形式に対応しているか
  • ウォレットアプリが最新に同期されているか

たとえば、モバイルウォレットがバックグラウンド更新されていないことで、正しく送金されたBTCが表示されないこともあります。

トラブル時の対処法と取引所への問い合わせ

すでに送金完了しているのに受信できていない場合は、以下のように行動しましょう。

  • コインチェックなど送信元のサポートにTXIDを添えて問い合わせる
  • 受信先のプライベートウォレットが対応している形式か確認する
  • ウォレットの同期や再起動を行う

たとえば、LedgerやTrezorなどのハードウェアウォレットを使っている場合でも、アドレス管理ソフトが形式に対応していなければ表示されないこともあります。

まとめ:アドレス形式の違いを理解して安心なBTC送金を

ビットコインの送金において、レガシーとデフォルト(SegWit)のアドレス形式の違いはありますが、対応ウォレット間での送金であればBTCが消えることはありません。入金が反映されない場合はまずTXIDを確認し、ウォレットやブロックチェーンでの承認状況をチェックしましょう。適切な確認をすれば、焦らずに対応できます。

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