複数の資産を一元的に把握したいと考える個人投資家は多く、特にSBI証券を利用している場合、「株式」「預金」「iDeCo」「外国株」などをひとつの画面で見たいというニーズは非常に高まっています。本記事では、それらをまとめて確認できるアプリやサービスをご紹介しつつ、使い方や注意点まで詳しく解説します。
資産管理アプリの代表格「マネーフォワード ME」
マネーフォワード MEは、SBI証券を含む金融機関との連携が可能なアプリで、証券口座、預金、iDeCo、クレジットカード、ポイントなどを横断して可視化できます。
特にSBI証券の「国内株式」「外国株式」「投資信託」などの残高を自動で取得できるだけでなく、配当金や評価損益なども表示されるため、日々の確認が非常にスムーズです。
iDeCoも含めて管理したい場合の注意点
SBI証券でiDeCoを利用している場合、別途「SBIベネフィット・システムズ」の管理画面と連携する必要があります。マネーフォワードでは「SBIベネフィット・システムズ」とも連携が可能ですが、更新頻度が低いため月1回程度の確認を推奨します。
一方で、ウェルスナビや楽天証券のiDeCoはマネーフォワードとの連携がやや不安定な場合があるため、SBI iDeCoの連携性は比較的優秀と言えます。
配当金を把握できるアプリ機能
マネーフォワード MEでは、年間配当見込や入金実績を証券口座ごとに表示可能です。証券会社によって取得項目に差がありますが、SBI証券については「配当入金履歴」が自動取得され、総額の確認や税引き後の収支を手軽に確認できます。
ただし、詳細な銘柄別配当履歴や過去数年分の一覧までは表示されないため、必要であれば証券口座と併用して確認しましょう。
他におすすめの資産管理アプリ
- Zaim:マネーフォワードよりも家計簿重視で、資産全体より支出管理に強み。
- おかねのコンパス:SBIホールディングスとマネーフォワードの共同開発。SBI証券との相性が良く、iDeCoやSBIネット銀行との連携もスムーズ。
- マネーツリー:金融機関数はやや少ないがUIがシンプルで直感的。
まとめ:複数資産を一括管理するならまずは「マネーフォワード」から
SBI証券の資産だけでなく、銀行口座やiDeCo、配当金の把握までをひとつにまとめたい場合、まずは「マネーフォワード ME」を使ってみるのがベストです。無料でも十分に活用可能ですが、有料プランでは過去の履歴保存や広告非表示などが提供され、さらに快適な管理が可能です。
目的や使い方に応じてアプリを使い分け、自分に合った資産管理スタイルを見つけましょう。

こんにちは!利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。
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