SBI証券を利用していると、日々の株式取引や投資信託の売買結果がどの程度の損益を生んでいるのか、アプリ内で簡単に確認できるのかが気になるところです。この記事では、SBI証券スマホアプリやウェブ版において、売買の収支をどこで確認できるのか、そして効率的に管理するためのポイントを解説します。
まず確認すべきは「ポートフォリオ」画面
SBI証券のアプリを開いた際、最初にアクセスできるのが「ポートフォリオ」画面です。ここでは保有している銘柄の評価損益(含み益・含み損)が一覧で表示されており、現在の相場で売却した場合の収支がわかります。
ただし、ここに表示されるのはあくまでも「評価損益」であり、すでに売却済みの銘柄による確定損益は含まれていません。
確定損益は「口座管理」→「取引履歴」で確認
すでに売買が完了した取引の結果、つまり「確定した損益」については、アプリ内の「口座管理」タブから「取引履歴」を開くことで確認可能です。株式・投資信託・信用取引など、カテゴリごとに切り替えることもできます。
また、過去に遡って日付や銘柄を絞り込んで確認できるため、年間のトータル収支を把握したいときにも便利です。
年間の損益は「年間取引報告書」で確認可能
確定申告や通算損益の把握に便利なのが「年間取引報告書」です。これは年明け以降、前年度の全取引結果がまとめられており、Web版SBI証券の「口座管理」→「電子交付書面」からダウンロードできます。
こちらには株式・投資信託の損益だけでなく、源泉徴収の詳細や譲渡益税額なども記載されており、正確な収支把握には必須の資料です。
アプリに備わっている損益確認の便利機能
最新版のSBI証券アプリでは、「保有銘柄一覧」や「実現損益」画面に加え、「資産推移グラフ」機能も搭載されており、過去30日・半年・1年といった単位で収支の推移を視覚的に確認できます。
また、個別銘柄ごとの買付価格・売却価格・損益金額も一覧表示されるため、投資戦略の見直しにも役立ちます。
Excelや家計簿アプリでの補助管理もおすすめ
アプリでの損益確認機能は充実しているものの、複数の証券口座を併用していたり、細かい記録を自分で残したい場合は、ExcelやマネーフォワードMEなどの家計簿アプリとの併用もおすすめです。
自分で記録を残しておくことで、特定口座以外の損益通算や長期的な資産運用プランにも対応しやすくなります。
まとめ:SBI証券アプリでの損益確認は簡単。補助的に記録を活用しよう
SBI証券では、アプリ・Webともに充実した損益確認機能が整っており、基本的に自分でメモ書きなどをしなくても売買の収支は確認可能です。ただし、より詳細な記録や分析を行いたい場合には、補助的にExcelや家計簿アプリを活用することで、より深い投資分析が可能になります。

こんにちは!利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。
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