50代からのNISA投資:iシェアーズ S&P500とたわらノーロード S&P500を徹底比較

資産運用、投資信託、NISA

2024年から新しいNISA制度が始まり、より多くの人が積立投資に関心を持つようになりました。特にS&P500連動型の投資信託は長期的な資産形成に適しており、50代からでも十分に活用可能です。この記事では、iシェアーズ 米国株式(S&P500)と、たわらノーロード(S&P500)を比較し、それぞれの特徴や違い、選び方のポイントを解説します。

iシェアーズ 米国株式(S&P500)の特徴

iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンドは、ブラックロック社が提供するS&P500連動型の投資信託です。運用実績が豊富で、信託報酬も0.0938%程度(年率、税込)と比較的低水準です。

さらに、国内ETF「IVV」などと同様の指数に連動しているため、米国株市場の代表的な動きをしっかり捉えることができます。信託財産留保額がない点も魅力です。

たわらノーロード S&P500の特徴

たわらノーロード(S&P500)は、アセットマネジメントOneが運用する人気のインデックスファンドで、低コスト運用を重視しています。信託報酬は0.09372%程度と、iシェアーズとほぼ同等の水準です。

純資産残高も順調に伸びており、安定した運用が期待される点も強みです。楽天証券やSBI証券などのネット証券でも取り扱いが多く、つみたてNISA口座においても利用しやすいファンドです。

比較ポイント①:信託報酬

どちらも0.093%台と非常に低コストですが、若干ながら、たわらノーロードのほうがわずかに低い数値となっています。とはいえ、長期投資での差は限定的といえるでしょう。

比較ポイント②:運用会社の信頼性

iシェアーズは世界最大級の資産運用会社ブラックロックが手掛けており、世界的な評価が高いです。一方で、たわらノーロードを運用するアセットマネジメントOneも日本国内では非常に信頼性のある運用会社です。

比較ポイント③:純資産残高と流動性

純資産が大きいほど規模の経済が働き、信託報酬が安定する傾向があります。2024年時点では、iシェアーズが若干多い傾向ですが、たわらノーロードも急成長しており、両者に大差はありません。

比較ポイント④:取り扱い金融機関

どちらのファンドも主要な証券会社・銀行で購入可能ですが、楽天証券やSBI証券を利用している方なら、どちらも選べる選択肢があります。みずほ銀行などの対面口座を使っている場合は、事前確認をおすすめします。

どちらがおすすめか?結論と選び方

どちらも優れたファンドであり、明確な「優劣」はつけにくいのが正直なところです。コスト面ではたわらノーロード、運用実績や国際的なブランド力ではiシェアーズがそれぞれ優れています。

結論として、つみたてNISAで長期保有を考えるなら、どちらを選んでも問題はないです。証券口座やNISA枠との相性、現在の運用方針にあわせて選択しましょう。

まとめ:自分に合った商品選びを

S&P500に連動する商品は多く存在しますが、「低コスト」「分散投資」「運用実績」という3つの視点で選べば、失敗する可能性はぐっと低くなります。iシェアーズか、たわらノーロードか、大きな違いはないため、あとはご自身の信頼できる運用会社や使っている金融機関に合わせて判断するのが賢明です。

これからNISAを始める方でも、S&P500インデックスは堅実な選択肢の一つです。まずは少額から始めて、無理のない範囲で積み立てていきましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました