外貨投資において、トルコリラのような高金利通貨に興味を持つ人は少なくありません。特に、米ドルなど主要通貨を保有している投資家にとって、「保有外貨を直接トルコリラに替えられるか?」という疑問は自然です。本記事では、マネックス証券におけるトルコリラ取扱の有無と、他の取引手段や注意点について詳しく解説します。
マネックス証券でトルコリラに直接両替できるか
マネックス証券では、2025年7月時点において、外貨預金としてトルコリラを直接扱っていません。つまり、米ドルや円からトルコリラへの直接両替はできない仕組みになっています。
また、外貨同士の両替(たとえば米ドル→トルコリラ)に対応していないため、一度日本円に戻してから別の証券会社やFX口座を経由する必要があります。
トルコリラ取引をしたい場合の代替手段
トルコリラへの投資を希望する場合、主に以下の2つの方法が考えられます。
- FX取引口座を利用する:SBI FXトレードやGMOクリック証券、みんなのFXなどではトルコリラ/円(TRY/JPY)やトルコリラ/ドル(TRY/USD)での取引が可能です。
- トルコ関連の投資信託やETFを利用する:トルコ経済に関連したETFや投資信託を通じて、間接的にリラ資産に投資することもできます。
マネックス証券では、トルコ関連ETF(例:iShares MSCI Turkey ETFなど)を取り扱っている場合もあるため、そちらもチェックしてみましょう。
米ドルを使ってトルコリラに投資する場合の実務
たとえば、マネックス証券で米ドルを保有している場合、以下のステップを踏んでトルコリラへ投資することが考えられます。
- 米ドルを日本円に換金
- その日本円を、トルコリラを取り扱うFX会社に送金
- FX口座でトルコリラを購入(ポジション保有)
この場合、為替手数料やスプレッド、送金手数料などがかかる点に注意が必要です。
トルコリラ投資におけるリスクと注意点
トルコリラは高金利通貨として知られていますが、その分、通貨下落リスクが非常に大きいことを理解しておく必要があります。特に政治不安やインフレ、中央銀行の政策変更などによる変動が激しく、長期保有には慎重な判断が求められます。
スワップポイント狙いで長期投資をする場合でも、為替差損がそれを上回る可能性があるため、資金管理や損切りルールを徹底することが重要です。
まとめ:マネックス証券では直接両替不可、他の手段を検討しよう
結論として、マネックス証券では米ドルを直接トルコリラに両替することはできません。しかし、FX会社の口座を開設すれば、トルコリラへの投資は可能です。また、ETFや投資信託を利用することで、間接的にトルコ経済に投資する道も開かれています。
高金利通貨に魅力を感じる一方で、そのリスクも冷静に受け止め、慎重な投資判断を心がけましょう。

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