株式取引のなかで「指値注文」は非常に便利な注文方法ですが、いざ注文後に価格を変更したくなることも少なくありません。楽天証券では注文の訂正や取消が簡単に行える仕組みが整っており、初心者の方でも操作に困ることはありません。本記事では、楽天証券で指値注文の価格を変更する具体的な手順を解説します。
そもそも「指値注文」とは?
指値注文とは、自分が指定した価格で株を売買する注文方法です。例えば「1,000円になったら売る」と設定しておけば、それより高い価格で自動的に売却されることはありません。
この注文方法は、リスク管理や利益確定のために有効ですが、相場の変動によって価格を変更したくなる場合もあります。その際には「訂正」または「取消→再注文」で対応します。
指値注文の価格を変更する2つの方法
楽天証券で指値注文を変更する方法は以下の2通りあります。
- 訂正注文を出す
- 注文を一旦取消して、再度指値注文を出し直す
特に急ぎでなければ「訂正注文」がシンプルで便利ですが、訂正できない場合もあるので、状況に応じて選びましょう。
楽天証券のウェブサイトでの変更手順
以下は、楽天証券のPC版ウェブサイトで指値注文を変更する手順です。
- 楽天証券にログイン
- メニューから「注文照会」を選択
- 該当の指値注文の「訂正」または「取消」をクリック
- 価格などの項目を編集し「注文を訂正する」または再度「新規注文」を実行
なお、注文のステータスが「執行中」や「約定済み」の場合は訂正ができません。その場合は取消→再注文が必要になります。
スマホアプリ(iSPEED)からの手順も確認
楽天証券のスマホアプリ「iSPEED」からでも同様の操作が可能です。以下の手順を参考にしてください。
- アプリを起動しログイン
- 「注文照会」から変更したい注文をタップ
- 「訂正」または「取消」をタップ
- 内容を修正し「確認→注文実行」
出先や移動中でもサクッと操作できるのがアプリの魅力です。
訂正できない場合はどうすればいい?
状況によっては、訂正ができないケースもあります。例えば、次のような場合です。
- 注文がすでに約定(成立)している
- 一部約定済みで訂正不能
- 取引時間外のタイミング
このようなときは、まず「取消」してから新しい条件で再注文しましょう。取消が完了してから再注文を出さないと、二重注文になる恐れがあるため注意が必要です。
まとめ:指値注文の変更は焦らず冷静に対応を
楽天証券では、ウェブ・アプリどちらからでも簡単に指値注文の訂正や取消・再注文ができます。相場状況に応じて柔軟に対応することが重要ですが、注文のステータスやタイミングによって操作方法が異なるため、よく確認した上で手続きを進めましょう。
慣れてくれば一連の操作は数十秒で完了できます。まずは今回ご紹介した手順を参考に、実際の操作で自信をつけてください。

こんにちは!利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。
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