株式投資というと、一攫千金や短期トレードのイメージを持たれることもありますが、実際には「コツコツ稼ぐ」という堅実な方法で利益を積み上げていくスタイルも多くの投資家に支持されています。本記事では、株でコツコツ稼ぐとはどういうことなのか、具体的な売買事例とともにわかりやすく解説します。
■「コツコツ稼ぐ」投資とは?
「コツコツ稼ぐ」投資とは、短期的な大儲けを狙うのではなく、小さな利益を繰り返し得ることで資産を増やしていく長期的な投資スタイルです。リスクを最小限に抑えつつ安定したリターンを狙うのが特徴です。
例えば、「1回の取引で3%〜5%の利益を目指す」「高配当株を長期保有して配当金を受け取る」「積立投資で少額を定期的に投資する」といった戦略が代表例です。
■実例1:高配当株でのコツコツ収入
銘柄例:JT(日本たばこ産業)
購入時株価:2,400円
年間配当:188円(利回り7.8%)
毎年配当を受け取り続けることで、保有しているだけで安定した現金収入が得られます。株価が多少上下しても、配当が続けば長期的にリターンを得られます。
■実例2:スイングトレードで小さな利益を積み重ねる
銘柄例:オリエンタルランド(ディズニー)
購入:18,000円 → 売却:18,600円(+600円、3.3%)
1週間〜数週間の値動きを読み、少し上がったところで売却。3%程度の利益でも月に2回成功すれば年利換算で約72%のリターンになります。
■実例3:つみたてNISAを活用した積立投資
投資先:eMAXIS Slim 全世界株式
月額:10,000円を10年間積立(年間12万円×10年=120万円)
想定年利:5%(複利運用)
10年後の資産は約155万円に成長。元本120万円に対し、+35万円の利益。相場に一喜一憂せず、淡々と積み立てを継続することが最大の成果を生みます。
■コツコツ稼ぐための5つのポイント
- 欲張らずに利確:10%上昇を待たず、3%で売っても十分。
- 損切りルールを明確に:-5%で即売却などリスク管理を徹底。
- 安定銘柄を選ぶ:業績が安定し、配当実績がある企業を選定。
- 無理な信用取引を避ける:レバレッジはリスクが大きく初心者向きではない。
- 日々のチェックと振り返り:取引記録をつけ、失敗要因を学ぶ。
■まとめ:コツコツ投資は堅実に資産を築く王道
派手な勝ち方は少なくても、「コツコツ稼ぐ」スタイルは長期的に安定したリターンが期待できる方法です。地道に利益を積み重ねることで、5年後・10年後には驚くような資産形成につながる可能性もあります。
焦らず、継続することが「コツコツ投資」で成功する最大の秘訣です。

こんにちは!利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。
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