初めての株式投資に30万円を預けられたとしたら、どのような銘柄に投資すればよいのでしょうか?本記事では、投資初心者でも取り組みやすく、分散しながら中長期的に利益を狙えるポートフォリオ例を紹介します。
投資の基本:分散とリスク管理が大切
株式投資では、1銘柄に全額投資するよりも、複数銘柄に分散することでリスクを抑えられます。30万円という資金なら、3〜4銘柄に分散するのが現実的でしょう。
また、業種や事業内容が異なる企業を選ぶと、景気変動による影響も分散できます。
おすすめ銘柄例(2025年7月時点)
- トヨタ自動車(7203):世界的なEV戦略と安定した配当が魅力。100株で約30,000円。
- KDDI(9433):高配当かつ通信業界での安定感。100株で約45,000円。
- オリックス(8591):事業多角化と株主優待が人気。100株で約28,000円。
- 三井物産(8031):資源価格に強く、配当利回りも高い。100株で約65,000円。
この4銘柄を選んだ場合、合計で約168,000円。残りの資金で投資信託や米国ETFも選択肢になります。
ETFや投資信託でさらなる分散投資
個別株に加えて、ETF(上場投資信託)を活用すると、より広範囲に分散投資が可能です。例えば。
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500):米国の代表企業に広く投資できる人気の投資信託。毎月5,000〜10,000円の積立もおすすめ。
- 日経平均連動型ETF(1321):日経平均225に連動し、日本市場全体の成長を狙える。
これらを使うことで、米国や日本全体に投資することができ、個別株リスクを補完できます。
実際の30万円ポートフォリオ例
銘柄 | 購入株数 | 参考価格(円) | 投資額 |
---|---|---|---|
トヨタ自動車 | 100株 | 3,000 | 30,000 |
KDDI | 100株 | 4,500 | 45,000 |
オリックス | 100株 | 2,800 | 28,000 |
三井物産 | 100株 | 6,500 | 65,000 |
eMAXIS Slim S&P500 | つみたて | – | 30,000 |
現金(予備) | – | – | 2,000 |
このように、30万円の範囲で多様な資産に投資することが可能です。
親との約束「利益の山分け」を実現するには?
1年間の運用後、利益が出たら半分を渡すという約束は、投資へのモチベーションにもつながります。実現には長期視点と冷静な判断が不可欠です。
また、売却益に対する20.315%の税金がかかる点も理解しておきましょう。
まとめ:少額でも戦略的に投資しよう
・30万円でも複数の銘柄やETFに分散可能
・配当・優待・成長性のバランスを考慮
・長期視点と節税意識を持って臨もう
最初の一歩が将来の大きな成果につながるかもしれません。楽しみながら学びましょう。

こんにちは!利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。
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