「つみたてNISAを始めたいけど、どのファンドを選べばいいの?」と迷う初心者の方は多いはずです。特に楽天証券では選択肢が多く、全世界株式かS&P500かで悩む方も少なくありません。本記事では、月2万円の積立を前提に初心者にとっておすすめのファンドや選び方のポイントをわかりやすく解説します。
全世界株式とS&P500の違いを理解しよう
全世界株式(通称:オルカン)は、日本を含む全世界の株式市場に分散投資ができるインデックスファンドです。先進国から新興国まで幅広くカバーしており、リスクを抑えながら安定した運用を目指せます。
S&P500は米国の代表的な500社の株式に投資するファンドです。過去数十年にわたる高い成長実績があり、世界の株式市場をけん引するアメリカ経済への期待が根拠です。ただし、米国市場への集中投資となるため、為替や政治リスクも伴います。
初心者に人気の楽天証券で選べるおすすめファンド
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
信託報酬が低く、投資初心者にも支持されている全世界株式型の定番ファンドです。一本で世界中に分散投資ができます。 - eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
S&P500に連動したファンドで、米国の高い成長性に期待する方におすすめ。長期的な資産形成に向いています。 - 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)
米国のほぼすべての上場企業に投資するVTIに連動したファンド。S&P500よりも分散性が高く、こちらも人気です。
月2万円の積立でどれくらい増える?シミュレーション
仮に年利5%のリターンで20年間、毎月2万円を積立した場合、元本480万円に対し、最終的な資産額は約800万円に成長します(税引き前)。非課税制度であるNISAの恩恵もあり、効率的な資産形成が期待できます。
もちろん、相場の上下により変動はあるため「すぐに増えないこと」「途中でマイナスになる可能性があること」も理解しておくことが大切です。
初心者がやりがちな失敗とその対策
つみたてNISAでよくある失敗の一つは「相場の下落で焦って売ってしまうこと」です。積立投資は相場が下がっている時にもコツコツ買い増すことで、平均購入単価を下げる効果があります。
また、ファンドを短期で乗り換えるのも避けましょう。長期投資を前提に、信託報酬が安く、実績のあるインデックスファンドを選び、定期的に見直す程度がベストです。
投資初心者でも安心して始められる環境を整えよう
楽天証券では「積立シミュレーション」や「ファンドの比較ツール」など、初心者向けの機能が充実しています。つみたてNISA対応ファンドは信託報酬も低めに設定されており、長期運用に最適です。
また、楽天カードでのクレジット積立に対応しており、毎月の積立額に1%の楽天ポイントが還元される点も大きな魅力です。
まとめ:まずは「続けられる投資」から始めよう
全世界株式かS&P500か、どちらが正解かは一人ひとりの価値観や投資スタイルによって異なります。ただし、どちらも信頼性が高く、初心者にも人気のファンドであることは間違いありません。
大切なのは「迷って始めないこと」よりも「まず始めて、継続すること」。楽天証券なら初心者でも簡単に設定できるので、ぜひ一歩踏み出してみてください。

こんにちは!利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。
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