Tradeviewで過去チャート表示を維持する方法とマージン設定のコツ

外国為替、FX

FX取引においてチャート分析は非常に重要であり、Tradeviewは多機能で柔軟なチャートツールとして人気です。しかし、時間足を変更するとチャートが自動的に最新日時にジャンプしてしまったり、マージンが消えるなどの問題で悩む方も少なくありません。本記事では、Tradeviewで過去チャートの表示を維持しつつ、快適に分析を続けるための設定方法とコツを解説します。

時間足変更でチャートが先頭に戻る問題の原因

Tradeviewでは、時間足を切り替えると表示位置がデフォルトで「最新のローソク足」に移動してしまう仕様になっています。これはチャート描画エンジンの仕様で、利便性より「更新の正確さ」を優先しているためです。

特に過去チャートを確認中に時間足を変更した際、せっかくスクロールして見ていた位置がリセットされるため、不便さを感じるトレーダーも多いです。

過去足に固定したまま時間足を変更する裏技的対処法

Tradeviewでは標準機能でこの動作を回避する手段は用意されていませんが、以下のような工夫で改善が可能です。

  • 時間足を変更する前に表示位置をメモ(日時や価格)
  • 時間足を変えた後、再度その日時まで手動でスクロール
  • チャートレイアウトを保存し、切り替え後にそのレイアウトを再読み込み

完全な解決とはいきませんが、これらの方法を使うことである程度の作業効率化が可能です。

マージン設定が無効になる理由と対処法

チャート右側の空白(マージン)は、設定によって表示幅を広げることができますが、過去にスクロールした際にローソク足が右端にくっついてしまうことがあります。これはTradeviewのスクロール動作とマージン描画ロジックによるものです。

マージンが失われる現象は、チャートを「右に引っ張って戻る」際に、マージンではなくローソク足を基準に再描画しているために起こります。

常に右マージンを維持する設定方法

以下の手順でマージンを常に確保したままチャートを遡ることが可能です。

  • チャート設定の「アピアランス」から「右マージン」の数値を設定(例:50〜100)
  • 「スケール固定」をONにして、スクロール中の再調整を制限
  • スクロール後は手動で中心位置を微調整し、余白を確保

さらに、チャートの右端に意図的に「無効なローソク時間」を描画することで、常に余白を生み出す応用も一部ユーザーが実施しています。

おすすめの表示設定と作業手順の例

以下に、表示と操作のストレスを軽減するための具体例を紹介します。

設定例:
・右マージン:80
・自動スクロール:OFF
・スケール固定:ON
・インジケーター:日時ラベルを併用してブックマーク

作業例:
1. 過去の確認したい日時へスクロール
2. 確認後、時間足を変更
3. 表示が戻ったら日時ラベルでワンクリックして再表示

まとめ:Tradeviewの仕様を理解してストレスの少ない分析を

Tradeviewでは、時間足変更時の初期位置リセットやマージン消失といった不便さがあるものの、設定や工夫によってかなり快適なチャート環境を構築することが可能です。テクニカル分析は「視認性」が鍵ですので、ストレスのない環境作りにこだわることは、パフォーマンス向上にも繋がります。ぜひ本記事の設定を参考にして、Tradeviewの操作性を改善してみてください。

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