SBI証券でアメリカ株のフル板情報は見られる?代替手段やおすすめツールも紹介

株式

米国株投資を行う際に、フル板(Level2)情報を確認したいと考える投資家は少なくありません。特にデイトレードやスキャルピングなど、スピードと情報が鍵を握るスタイルでは、注文の厚みや気配値の詳細が勝敗を左右することもあります。本記事では、SBI証券で米国株のフル板が見られるのか、また見られない場合の代替ツールについて詳しく解説します。

SBI証券では米国株のフル板情報は見られない

結論から言うと、現時点(2025年現在)でSBI証券では米国株のフル板(Level2)の情報は提供されていません。日本株についてはHYPER SBIなどでフル板を確認できますが、米国株には未対応です。

また、SBI証券の米国株専用アプリやウェブトレード画面でも、価格と出来高、始値・終値などの基本的な情報は見られるものの、複数気配の表示や板の厚みなど詳細な気配情報には非対応です。

HYPER SBIでも米国株の板情報は非対応

HYPER SBIは日本株取引において高機能なトレーディングツールですが、米国株には対応していません。そのため、HYPER SBIで米国株の板を見たり、アラートを価格条件で設定したりすることはできません。

米国株のトレードにおいて、アラートや板情報などを重視する方は、別のツールやサービスを併用する必要があります。

米国株フル板を表示するおすすめのツール

  • TradingView:有料プランでNASDAQ TotalViewなどのフル板情報(Level2)に対応。テクニカル分析機能も豊富で、アラート機能も柔軟です。
  • moomoo(フート証券):一部米国株においてリアルタイム板情報を提供。有料のサブスクリプションでLevel2情報が見られます。
  • Interactive Brokers(IB証券):米国本拠の証券会社で、プロレベルのマーケットデータを提供。設定次第で詳細な板情報が取得可能。

これらのツールは英語UIが中心ですが、慣れれば非常に便利なため、フル板を必要とする中上級者にはおすすめです。

アラート機能の有無と代替策

SBI証券では、米国株に関してアラート機能(指定価格到達時の通知機能)は備えていません。代替としては以下のような方法があります。

  • TradingViewのアラート機能:価格、インジケーター、ローソク足パターンなど、多様な条件でアラートを設定可能。
  • Yahoo!ファイナンスやInvesting.com:無料の範囲でもアラート設定が可能で、メール通知を受け取ることができます。

SBI証券ユーザーにおすすめの運用スタイル

フル板を必要とする短期トレードにはやや不向きですが、SBI証券は情報量、取引コスト、為替スプレッドの面で初心者〜中級者には魅力的な証券会社です。長期投資や中期的なスイングトレードにおいては十分な機能を備えています。

また、米国株の定期買付機能や住信SBIネット銀行との連携による為替コストの低減など、独自の強みも活かしたいところです。

まとめ:フル板が必要なら外部ツールとの併用が最適

SBI証券では米国株のフル板情報(Level2)は提供されていないため、詳細な板情報や高度なアラート機能が必要な場合は、TradingViewなどの外部ツールの併用が有効です。

目的に応じて証券会社と外部ツールをうまく組み合わせ、効率的な米国株投資を目指しましょう。

株式
最後までご覧頂きありがとうございました!もしよろしければシェアして頂けると幸いです。
最後までご覧頂きありがとうございました!もしよろしければシェアして頂けると幸いです。
riekiをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました