PTS(私設取引システム)の夜間取引をスマホアプリiSPEED(旧:アイスピード)で使いこなすための具体的なコツを紹介します。
夜間PTS取引の基本理解
PTSは東証営業時間外でもリアルタイムで注文できる市場で、夜間は17~23時台に取引可能です。流動性は低いですが、時間外の材料に即反応できるメリットがあります。:contentReference[oaicite:0]{index=0}
スマホで使うなら、iSPEEDの“プロ注文”モードから、マーケットを「JNX(ジャパンネクストPTS)」に指定して発注する必要があります。:contentReference[oaicite:1]{index=1}
「まとめ買い」注文の仕組み
たとえば株価150円の銘柄でIR情報発表があり、即座にまとめて大量に買いたい場合、155円で3000株の指値注文を出せば、「155円までに出ている売り注文を最大3000株まで」まとめて約定させることできます。
つまり「155円までなら3000株買う」という意思を出すことで、相手売り注文があれば自動的に約定する仕組みです。:contentReference[oaicite:2]{index=2}
スマホでの操作時の注意点
iSPEED(スマホ)では「プロ注文」に切り替えて、「市場=JNX」を確実に選んでから指値注文を出してください。:contentReference[oaicite:3]{index=3}
成行注文は夜間PTSでは使えず、指値のみです。また有効期限も当日のみなので、夜間なら当日限りの設定で使いましょう。:contentReference[oaicite:4]{index=4}
注文が通りやすくなる工夫
・指値価格を少し上乗せ設定(例:150円→155円)しておくと、まとまった売り板に引っかかりやすくなります。
・制限値幅に注意し、PTSでは東証の上下±制限からさらに±10%までの注文が可能ですが、現実的な価格を選ぶと良いです。:contentReference[oaicite:5]{index=5}
・夜間は東証終値基準の翌営業日の制限値幅ぎりぎりで動くこともあり、IR発表直後なら特にチャンスです。:contentReference[oaicite:6]{index=6}
よくある疑問への回答
Q. 指値155円で3000株、と書いたら本当に買えるの?
A. はい。155円まで売り手が出ていれば、その中から最大3000株分が約定します。:contentReference[oaicite:7]{index=7}
Q. スマホでも十分なの?
A. iSPEEDプロ注文なら、指値・有効期間など必要な条件が設定でき、PCと遜色なく使えます。:contentReference[oaicite:8]{index=8}
まとめ
PTS夜間取引で“まとめ買い”を成功させるには、①プロ注文+JNX指定、②適切な指値設定(上乗せ)、③有効期限は当日設定、④IR情報などを即チェック、という流れが鍵です。
夜間PTSは流動性が低いため、迅速な注文と価格調整が重要。スマホでも正しい注文方法と戦略があれば、大口まとめ買いを実現できます。

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