トレードにおいて「見逃し」は誰にでも起こり得るものです。特にチャンスが一瞬で過ぎ去る短期足では、その悔しさもひとしおです。2025年7月25日(金)のポンドドル5分足では、高勝率が見込めそうな戻り売りの場面がありました。本記事では、その相場の動きを振り返るとともに、エントリーチャンスを捉えるための実践的なポイントについて解説します。
2025年7月25日のポンドドル5分足の特徴
この日のロンドン〜NY時間帯にかけて、ポンドドルは短期的に明確な下降トレンドを形成していました。特に19時〜20時台にかけては、直前のサポートブレイク後の戻りがレジスタンスに切り替わり、典型的な戻り売りポイントが現れました。
チャート上では、1.2750付近まで戻した後に高値を切り下げ、再び1.2720台まで下落。この動きの中で、「前回安値付近で揉んでから一気にブレイク」→「戻りでエントリー」→「下降波再開」という流れが確認できました。
このような流れは多くのトレード手法で「高勝率」と言われる典型パターンです。
なぜ見逃してしまうのか?
見逃しの原因にはいくつかの共通要因があります。特に以下のようなものが挙げられます。
- チャートに張り付いていたが集中力が切れていた
- 複数通貨ペアを監視しており気づけなかった
- ルール通りのシグナルが出なかったので見送った
- 「まだ戻すかも」という期待で躊躇した
たとえば、チャートを開いていたにもかかわらず、SNSを見ていたり、他の通貨に気を取られていたりといったケースは多くあります。
また、ラインの引き方が曖昧で「ここが戻り売りポイントなのか確信が持てなかった」という場合も、検証や練習不足が原因のことが多いです。
チャンスを逃さないための準備と仕組み化
見逃しを減らすには、事前のシナリオ作成と自動アラートの活用が非常に有効です。
たとえば、17時の段階で「この水準まで戻したら売り」というラインをチャートに引いておき、アラートを設定しておけば、見逃すリスクは格段に減ります。また、5分足だけでなく、上位足(1時間足や4時間足)でも環境認識をしておくことで、自信を持って狙いを定められます。
さらに、トレードノートに「なぜ見逃したか」「どうすれば次回改善できるか」を記録しておくことで、同じミスの繰り返しを防げます。
私のトレード手法とエントリーポイントの判断
私の手法では、ダウ理論+ライン+プライスアクションを組み合わせています。この日のように、高値を切り下げる戻りの途中で長い上ヒゲやインサイドバーが現れたタイミングでエントリーを検討します。
7月25日は、19時30分頃に戻り売り候補のラインで陰線包み足が出現。この時点で「高値切り下げ+戻り売り+プライスアクション確定」という三拍子が揃っており、私のルールではエントリーチャンスと判断しました。
このように、明確なルールとトリガー条件を設けておくことで、迷いや見逃しを減らすことができます。
まとめ:1回の見逃しよりも「次の準備」が大切
トレードで見逃しは避けられないものですが、見逃しを次に活かすことこそが成長に繋がります。
7月25日のような高勝率パターンを検証・記録し、再現性のある形に落とし込むことで、次回のトレードに活かすことができます。
もしエントリーチャンスを見逃したと感じたなら、チャートを振り返って「どうして見逃したか」「次にどうすれば入れるか」を考えてみましょう。それが繰り返されることで、自然とトレード力は上がっていきます。
悔しさをバネに、次の一手を磨いていきましょう。

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