「配当金をもらいながら資産形成を進めたい」というニーズに応えるため、NISA口座を活用して長期でコツコツ積立できる日本株を中心に、高配当かつ安定性のある銘柄を厳選しました。初心者から中級者まで、分散投資の第一歩としてぜひ参考にしてみてください。
高配当株投資がNISAと相性の良い理由
NISA口座は、株式の売却益や配当金にかかる税金が非課税になる制度です。通常20.315%の税金が引かれる配当金も、NISAならすべて手取りで受け取れます。
そのため、配当利回りの高い株を選ぶことで、手堅く非課税メリットを最大限に活かすことができます。長期保有前提のNISAとはまさに好相性といえるでしょう。
選定基準:NISAで買いたい高配当株の条件
今回ご紹介する銘柄は、次のような基準で選定しています。
- 配当利回りが3.5%以上
- 安定した配当実績(減配リスクが低い)
- 長期での業績が安定・成長基調
- 最低投資金額が現実的(30万円以下が中心)
これらの条件を満たすことで、将来にわたり安心して積み立てが可能です。
① 三菱HCキャピタル(8593)
リース・ファイナンスを手掛ける総合金融グループ。配当利回りは約4.4%、連続増配も魅力。
国内外に多角化された収益構造を持ち、景気後退局面にも強い点が安定配当の裏付けです。
② ENEOSホールディングス(5020)
エネルギー最大手で、利回りは4.7%前後。原油価格に左右されるものの、直近は自社株買い・増配傾向が続いています。
エネルギーインフラという社会的基盤産業でもあり、一定の底堅さが期待できます。
③ KDDI(9433)
auブランドで知られる通信大手。通信事業の安定性に加え、毎年増配を続ける「株主還元重視」の企業姿勢が評価されています。
株主優待制度もあり、配当+優待の総合利回りが高い点でも人気です。
④ オリックス(8591)
事業の多角化と自己資本の厚さで知られる企業。配当利回りは約4.0%程度で安定しています。
加えて、カタログギフト型の株主優待(100株以上・3年保有で充実)も魅力。NISA向きとして鉄板の存在です。
⑤ 住友商事(8053)
総合商社の一角で、資源・機械・インフラなど幅広い事業を展開。利回りは4.5%超。
配当性向も40〜50%で安定的に推移しており、業績次第ではさらなる増配の余地も。
積立方法のコツとリスク管理
NISAで高配当株を買う際は、一括よりも毎月・四半期ごとに分けて購入する「時間分散」がおすすめです。
また、1つの銘柄に偏らず複数を組み合わせて保有することで、特定業種のリスクも抑えることができます。
まとめ:配当で資産を育てる、堅実な選択を
配当株は、株価の値上がりに頼らず「現金収入」を得られる点で心強い投資対象です。NISA制度と併用することで、節税効果も享受できます。
紹介した5銘柄は、どれも長期保有に向いた堅実な企業ばかり。NISAの非課税枠をフル活用して、着実な資産形成を目指しましょう。

こんにちは!利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。
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