SBI証券が提供する「SBIかんたん積立」は、初心者にも扱いやすい投資信託の積立サービスです。本記事では、銀行口座からの引き落とし後の流れや、自動積立に任せておいて大丈夫なのか、運用収益が表示されない理由など、気になるポイントを具体的に解説します。
「SBIかんたん積立」は基本的に全自動で運用される
「SBIかんたん積立」は一度設定してしまえば、毎月決まった日に銀行口座から自動で引き落としが行われ、指定された投資信託の買付が行われます。このプロセスは手動で操作する必要はなく、ほとんどが自動化されています。
そのため、ユーザーが毎月特別な操作をする必要はありません。積立設定や引き落とし日、ファンドの指定などを事前に確認しておけば、基本的に「放置」でも問題はありません。
「注文中」や「未約定」と表示されている場合の見方
引き落とし後、注文照会で「注文中」や「未約定」となっていることがあります。これは、まだ市場での購入処理が完了していない状態を示しています。投資信託の約定(買付確定)には数営業日かかるため、即時反映されないのが通常です。
例として、7月1日に引き落としが行われた場合、実際の買付は7月3日や4日になることがあります。そのため、数日経っても「注文中」と表示されることは珍しくありません。
運用収益が0円のままなのはなぜ?
引き落とし後すぐは「評価損益」が0円のままというケースもよくあります。これは、買付がまだ約定していなかったり、評価基準となる基準価額の更新が行われていないためです。
また、投資信託は日々価格が変動するため、含み益や含み損が表示されるまでに時間がかかることがあります。特に開始直後の1~2ヶ月間は大きな値動きがないことも多いため、収益が表示されなくても焦る必要はありません。
チェックしておきたい積立設定と通知機能
積立の自動化に安心して任せるには、初期設定を確認しておくことが重要です。具体的には「積立金額」「積立日」「引き落とし口座」「対象ファンド」などが正しく設定されているかを確認しましょう。
また、SBI証券では注文完了通知や約定通知をメールで受け取る設定も可能です。これを有効にすることで、自動積立がきちんと行われているかを確認できます。
よくある勘違いと注意点
「口座からお金は引かれているのに投資されていないのでは?」と不安になる方もいますが、前述の通り時間差があるため問題ではありません。ただし、数週間経っても約定されない、反映されない場合はサポートへの問い合わせをおすすめします。
また、投資信託によっては休日や特定日(決算日など)を挟むと買付処理が遅れることもあります。SBI証券の注文照会ページやメール通知をチェックする習慣をつけると安心です。
まとめ|SBIかんたん積立は基本的に放置でOK。ただし初期設定と通知の確認は大切
「SBIかんたん積立」は一度設定すれば、あとは自動で積立・運用される仕組みです。注文中や収益ゼロの状態に不安を感じるかもしれませんが、多くの場合それは正常な処理中の段階です。
念のため、初期設定の確認やメール通知の利用を行いながら、長期的な視点で運用を見守っていきましょう。焦らず、時間を味方にするのが積立投資の基本です。

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