2023年にアメリカ旅行へ行った際に両替したドル紙幣が手元に残っている――そんな方は意外と多いかもしれません。特に現在は円安が進んでおり、「円に戻すなら今が得かも?」と悩む場面です。この記事では、ドルを円に戻すかどうかを判断するための考え方と、実際の両替方法、注意点を解説します。
手元にあるドルの総額を把握しよう
まずは残っているドルの額を確認しましょう。例として以下のような紙幣が残っていたとします。
- 1ドル札 × 38枚 = 38ドル
- 5ドル札 × 20枚 = 100ドル
- 50ドル札 × 3枚 = 150ドル
- 100ドル札 × 2枚 = 200ドル
合計は488ドルです。2023年1月当時の為替は1ドル122円前後でしたが、2025年8月現在は1ドル150円台という円安水準が続いています。単純に計算すれば、今円に戻すと、約13万円〜14万円の価値になる可能性があります。
ドルを円に戻すべきか?判断基準の考え方
判断ポイントは以下の通りです。
- 今後アメリカに行く予定があるか? → あるならドルのまま保持も有効
- 為替が現在の水準で高い(円安)か? → 円に戻すと有利
- 別の通貨に変える予定があるか? → ドル→円→ベトナムドンなど、二重両替を考慮
質問者のように「当面アメリカに行く予定がない」「ベトナム旅行を控えている」のであれば、今の円安のうちに日本円に戻すのは合理的な判断といえるでしょう。
両替の際の注意点とおすすめの場所
ドル紙幣を円に両替する際には以下の点に注意が必要です。
- 小額紙幣(1ドル、5ドル)は手数料が割高になりやすい
- 紙幣の状態が悪いと受け付けられないことがある
- 空港や駅の両替所はレートが不利になりやすい
おすすめの両替先は次の通りです。
- 都心部の金券ショップ(大黒屋、アクセスチケットなど)
- トラベレックスやGPAなどの為替専門店
- 銀行(ただし一部支店でのみ対応)
また、ベトナムドンへの両替は日本で直接対応できる場所が少ないため、日本円に一度戻した後、ベトナムで両替するのが一般的です。
為替変動リスクを理解することが大切
為替は日々変動します。今後1ドルが140円に戻れば、今回の488ドルは約68,000円分の価値になりますが、150円のままであれば約73,000円〜75,000円に相当します。つまり、「為替の動き次第で数千円の差が出る」わけです。
旅行の予算や資金管理の観点では、今すぐ必要ない外貨は早めに円に戻すという方針が安心感に繋がることもあります。
まとめ:今後の旅行予定がなければ、円に戻しておくのが賢明
現時点でアメリカ旅行の予定がなく、ベトナム旅行のために資金が必要であれば、円安が続いている今のうちにドルを円に戻しておくのが合理的です。手数料や両替レートを比較し、なるべく有利な場所での両替を心がけましょう。
「もう使わないかもしれない外貨」を放置しておくよりも、きちんと円に戻して家計管理や旅行費に活かすことで、気持ちもスッキリします。

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