楽天銀行と楽天証券の連携サービス「マネーブリッジ」は、便利な自動入出金や優遇金利が魅力の人気サービスです。しかし、NISAなどの積立投資で金額変更を行った際、「マネーブリッジ側も設定変更が必要なのか？」と疑問を抱く方も多いのではないでしょうか。この記事では、楽天証券の積立金額変更とマネーブリッジの関係について、わかりやすく解説します。
マネーブリッジとは？楽天証券と楽天銀行の自動連携機能
マネーブリッジは、楽天銀行と楽天証券を連携させることで、楽天証券での取引に必要な資金を楽天銀行口座から自動で入金・出金できるサービスです。楽天証券の「自動入金（スイープ）」機能が有効化されていれば、証券口座に資金がなくても楽天銀行に残高があれば自動的に補われます。
また、マネーブリッジを利用することで楽天銀行の普通預金金利が年0.1%（2025年8月時点）に優遇されるなどのメリットもあります。
積立金額を変更したらマネーブリッジの設定も変更が必要？
結論から言えば、マネーブリッジ自体に金額設定は不要であり、積立金額を増やしたからといってマネーブリッジの設定を変更する必要はありません。
楽天証券で積立設定をした後、証券口座に残高が不足している場合、自動的に楽天銀行口座から必要金額がスイープ（自動入金）されます。これは設定済みのマネーブリッジが自動で行ってくれるため、特に追加操作は必要ないのです。
例：積立額を月1万円→月2万円に変更した場合
たとえば、つみたてNISAの積立額を月1万円から月2万円に変更した場合、楽天証券の証券口座に2万円の残高がなければ、不足分が楽天銀行から自動的にスイープされます。楽天銀行に2万円以上の残高があれば、そのまま問題なく積立が実行されます。
ただし、楽天銀行側の残高が不足している場合はスイープされないため、楽天銀行口座に十分な残高があるかを事前に確認することが大切です。
スイープがうまく動作しないときのチェックポイント
まれにスイープが正常に動作しない場合は、以下の点を確認しましょう。
- 楽天銀行と楽天証券の名義が一致しているか
- マネーブリッジの申込が完了しているか
- 楽天証券の「自動入金（スイープ）」が有効になっているか
- 楽天銀行の残高が不足していないか
これらを確認した上で問題が解消しない場合は、楽天証券・楽天銀行のサポート窓口に問い合わせましょう。
マネーブリッジを活用した積立投資のメリット
マネーブリッジによって積立投資が自動化されることで、手間をかけずに資産形成を続けることができます。また、楽天銀行の高金利や楽天ポイントの獲得など、総合的な経済メリットも大きいです。
投資初心者の方や、忙しくて入金を忘れがちな方にとって、マネーブリッジは非常に心強いサービスとなっています。
まとめ：積立変更時のマネーブリッジ対応は基本不要
楽天証券で積立金額を増やした場合でも、マネーブリッジ側で特別な設定変更は不要です。ただし、楽天銀行に十分な残高があるかどうかは重要なチェックポイントです。
積立とマネーブリッジをうまく活用することで、安定的に長期投資を続けられる仕組みを作ることができます。安心して積立額の見直しを行い、より良い資産形成を目指していきましょう。
こんにちは！利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。
コメント