積立NISAでアメリカ株や海外のインデックスファンドに投資を始めると、不思議とニュースや国際情勢に対する見方が変わることがあります。投資対象の国や企業の成長が自分の資産につながるため、自然とその国の出来事に関心を持ち、時にはポジティブに受け止めるようになるのです。この記事では、投資が心理面に与える影響について解説します。
投資するとニュースが「自分ごと」になる
投資を始める前は、アメリカの企業の好調や為替の動きが「遠い国の出来事」と感じられることが多いでしょう。しかし、積立NISAを通じてアメリカのS&P500や全世界株式に投資すると、これらのニュースが自分の資産に直結する情報になります。
例えば、GAFAの業績発表や米国の政策は、自分が保有している投資信託の基準価額に影響するため、「他人事」ではなく「自分事」として受け止められるようになります。
心理的な変化の一例
ある投資家は、積立NISAを始めてからアメリカ企業の成長を以前より前向きに捉えるようになったと語ります。米国が好調であることは、自分の資産が増える可能性につながるからです。その結果、米国に有利な政策や貿易交渉のニュースも「資産にプラスかもしれない」と感じるようになり、以前のようなストレスを感じにくくなったといいます。
このような心理的な変化は、多くの投資家が体験する「投資を通じて世界が身近に感じられる現象」の一つです。
投資家に共通する「あるある」感覚
実際、投資をしている人の多くは似たような心境の変化を経験しています。日本に住んでいても、米国や欧州、新興国の株式に投資していると、自然とそれらの国の景気動向や政策ニュースに関心が高まります。そして、投資している国や地域の好調なニュースは「嬉しい」、逆に不調なニュースは「気になる」と感じるようになります。
これは投資家にとって「あるある」であり、資産形成を進める過程で自然に芽生える感覚といえるでしょう。
心境の変化はポジティブなサイン
このようなニュースの受け止め方の変化は、投資を生活に取り入れた証でもあります。資産形成が単なる数字の増減だけでなく、社会や経済を自分ごととして考えるきっかけになるのは、大きなメリットです。
ただし、必要以上に一喜一憂しすぎるとストレスになることもあるため、長期投資の基本である「コツコツ積み立て、焦らない姿勢」を忘れないことが大切です。
まとめ:投資はお金だけでなく視野も広げる
積立NISAを通じて海外株に投資すると、経済ニュースや国際関係を以前より身近に感じるようになるのは珍しいことではありません。これは投資家に共通する「あるある」の一つであり、ポジティブに捉えられる心理的な変化です。資産形成はお金を増やすだけでなく、自分の視野や考え方を広げる効果もあるのです。

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