SBI証券でNISA口座を利用し、eMAXIS Slim 全世界株（オルカン）に投資を検討している投資家にとって、積立NISAと一般NISAの両方で投資できるかどうかは重要なポイントです。この記事では、SBI証券のNISA口座でこの投資信託を積立投資枠と成長投資枠の両方で購入する際の条件と手続きについて解説します。
NISA口座での投資枠の種類
NISA（少額投資非課税制度）には、積立NISAと一般NISAの2つの枠があり、それぞれに投資できる商品が異なります。積立NISAは、積立型の投資信託に対して非課税枠が提供され、一般NISAは、株式や投資信託を含む広範な商品に対して非課税枠を提供します。
eMAXIS Slim 全世界株（オルカン）は、積立NISAと一般NISAの両方に対応した商品ですが、利用する枠により購入方法や運用方法が異なる場合があります。
eMAXIS Slim 全世界株（オルカン）の購入方法
eMAXIS Slim 全世界株（オルカン）をSBI証券のNISA口座で購入する場合、積立NISA枠でも一般NISA枠でも購入が可能です。ただし、それぞれの投資枠には年間の投資額制限があり、積立NISAは年間40万円、一般NISAは年間120万円までが非課税枠として設定されています。
積立NISAでは、定期的な積立投資が基本となり、月額で購入金額を設定することができます。一般NISAでは、一括購入や定期購入の両方が可能です。
積立NISAと一般NISAの併用はできるのか？
積立NISAと一般NISAは、同じ年に併用することはできません。1つの年に対して、どちらか一方の枠を選んで利用する必要があります。しかし、複数年にわたって積立NISAと一般NISAを切り替えて利用することは可能です。
そのため、積立NISA枠で毎月の積立を行い、追加で一般NISA枠を使ってeMAXIS Slim 全世界株（オルカン）を購入することは、翌年に切り替えることで実現できますが、同一年に両方を利用することはできません。
投資額の上限と選択する枠の決め方
一般NISAは年間120万円まで、積立NISAは年間40万円までの投資額上限があります。そのため、どちらの枠を選択するかは、年間の投資計画や非課税枠の最大化を考慮して決定することが重要です。
例えば、定期的な積立を希望する場合は積立NISAを選択し、まとまった資金を一括で運用したい場合は一般NISAを選択するなど、目的に応じて使い分けることができます。
まとめ
SBI証券のNISA口座を利用してeMAXIS Slim 全世界株（オルカン）を購入する場合、積立NISAと一般NISAのそれぞれの枠を上手に使い分けることがポイントです。どちらの枠を利用するかは年間の投資額や運用スタイルによって決定し、同じ年に両方を利用することはできません。自分に合った投資枠を選択して、効率的に運用を進めていきましょう。
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