SBI証券でデイトレードを行っていると、実現損益が思った通りに表示されないことがあります。特に、取得単価や売却価格が異なる場合、損益がマイナス表示されることがありますが、これはシステム上の仕様によるものです。
実現損益がマイナス表示される理由
SBI証券では、同日に売買を行った場合、売却した株式の取得単価が翌営業日以降に再計算されることがあります。このため、売却時の取得単価と実際の取得単価が一致せず、損益がマイナス表示されることがあります。例えば、ある取引で取得単価が586円、売却価格が654円の場合、利益は68円となりますが、再計算後の取得単価が606円に変更されると、損益がマイナス表示されることがあります。
実現損益の確認方法
実現損益を正確に確認するには、SBI証券の「My資産」ページから「実現損益詳細」を選択し、期間や商品を指定して照会します。ここでは、各取引の実現損益が確認でき、CSV形式でダウンロードすることも可能です。
実際の取引例
例えば、9月11日に以下の取引を行ったとします。
- 586円で500株購入
- 654円で500株売却
- 655円で200株購入
- 660円で200株売却
この場合、売却時の取得単価が再計算されるため、実際の損益が表示と異なることがあります。再計算後の取得単価が606円に変更されると、売却時の損益が変動する可能性があります。
対処法と注意点
実現損益が正しく表示されない場合、まずは取引報告書や年間取引報告書を確認し、実際の損益を把握することが重要です。また、SBI証券のサポートセンターに問い合わせることで、詳細な説明を受けることができます。
まとめ
SBI証券での実現損益が正しく表示されない場合、システム上の仕様や再計算によるものが考えられます。取引報告書を確認し、必要に応じてサポートセンターに問い合わせることで、正確な損益を把握することができます。
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