新NISAでは年間360万円という大きな非課税枠を活用して投資計画を立てる人が増えています。特に初年度にまとめて投資したい場合、通常設定とボーナス設定をうまく組み合わせる必要があります。この記事では、初年度360万円を効率良く投資するための仕組みと設定例をわかりやすく解説します。
新NISAで360万円を投資するための基本の仕組み
新NISAは「つみたて投資枠120万円」と「成長投資枠240万円」の合計360万円が年間で非課税投資可能です。360万円を使い切る場合、多くの証券会社では定期積立の設定を行い、その中に「ボーナス月設定」を加えることで年間上限に近い金額を投資できます。
つまり、通常積立とボーナス月積立を組み合わせることで、一括に近い形で投資する方法が実現できます。
240万円を通常積立で、120万円をボーナス設定で投資する考え方
2026年4月に360万円投資したい場合、一般的な考え方は「通常積立で240万円」「ボーナス設定で120万円」を割り当てる方法です。これは銀行での保険積立などと同じ仕組みで、特定月にだけ金額を上乗せできるため、多くの投資家が利用しています。
例えば通常積立を20万円×12ヶ月=240万円と設定し、ボーナス設定で1ヶ月に120万円を追加するイメージです。
証券会社での設定方法の具体例
多くのネット証券(SBI証券・楽天証券など)では「毎月の積立額」と「ボーナス月の追加額」を選べるため、以下のように設定できます。
実例:楽天証券の場合 → 毎月20万円の積立設定を行い、ボーナス月(例:4月)に120万円を追加設定することで年間360万円に到達できます。
開始月が4月のときの注意点
2026年4月から積立を開始する場合、ボーナス設定を「4月」に割り当てておく必要があります。開始前の月に設定しても実行されないため、証券会社の積立反映タイミングを事前に確認することが重要です。
また、証券会社によっては開始月初に設定を行わないとその月の積立が間に合わない場合もあるため、3月中の設定を推奨します。
一括投資したいなら“スポット購入”も併用可能
実は、ボーナス設定を使わなくても「スポット購入(単発買い)」を活用することで360万円を一括投資することも可能です。スポット購入も年間枠360万円以内に収まるため、問題なく新NISA枠として計上されます。
実例として、4月に240万円のスポット購入+その後に月次積立設定で120万円分を投資することで、自由度の高い投資計画を立てられます。
まとめ:360万円を確実に投資したいなら“ボーナス設定+スポット購入”が便利
新NISA初年度で360万円を投資するには、通常積立240万円とボーナス設定120万円を組み合わせる方法がもっとも一般的です。証券会社によって設定タイミングが異なるため、事前の確認が重要ですが、スポット購入を併用すれば柔軟に360万円を使い切ることができます。
ご自身の収入スケジュールや投資方針に合わせて、最適な方法を選びながら新NISAのメリットを最大限活用していきましょう。
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