歯列矯正は人生の満足度を高める自己投資ですが、90万円という金額は家計にとって大きな決断です。特に、貯金がなく投資資産のみを保有している場合、「ローンを組むか」「NISAを取り崩すか」で悩むのは自然なことです。本記事では、金利・期待リターン・家計の安定性・心理的負担という4つの視点から整理します。
現在の家計状況を冷静に整理する
手取り19万円、固定費9万円という状況では、自由に使えるお金は約10万円です。ここから食費や日用品を差し引くと、月3万円の支払いは決して軽くありません。また、貯金が0円という点は、突発的な出費への耐性が低い状態だと言えます。
この前提を無視して「利息がもったいない」「運用益を伸ばしたい」と考えると、後から精神的に追い込まれる可能性があります。
全額ローン(①)のメリットと注意点
全額ローンの最大のメリットは、NISAを取り崩さずに済むことです。投資を継続できる安心感や、「せっかく積み立ててきたものを壊さない」という心理的満足は大きいでしょう。
一方で、金利3.7%・利息5〜6万円は確定コストです。さらに2年半にわたり月3万円の固定支出が続くことは、家計とメンタルの両方に継続的な負荷を与えます。
NISA一部売却+無利息分割(②)の考え方
半額を先に支払い、残りを無利息で分割する方法は、金利という「確定損」を回避できる点が大きな特徴です。投資の期待リターンは将来不確実ですが、ローン利息は必ず支払います。
NISAを25万円取り崩すことに抵抗を感じるのは自然ですが、これは「失敗」ではなく、生活の質を上げるための資産活用です。むしろ、歯列矯正という将来にわたる価値を持つ支出に使うのは合理的とも言えます。
利息5〜6万円以上、NISAは増えるのか?
2年半で利息以上のリターンが出る可能性はありますが、保証はありません。特に、現在+47%という好成績は、今後も同じペースで続くとは限らない点に注意が必要です。
「将来増えるかもしれない利益」と「確実に減る利息」を天秤にかけた場合、生活防衛資金がない状況では、確実性を重視する考え方が現実的です。
心理的負担も立派な判断材料
質問文にある「2年半、月3万円が続くのが精神的に辛い」という感覚は非常に重要です。家計管理では、数字だけでなく継続できるかどうかが結果を左右します。
短期間で負担を終わらせ、その後に改めて積立を再開する方が、長期的に安定した資産形成につながるケースも少なくありません。
まとめ
貯金がない状態で長期ローンを背負うよりも、NISAを一部取り崩して無利息分割を選ぶ方が、家計の安全性と精神的安定の両面でバランスが良い選択と言えます。
NISAは「絶対に崩してはいけない聖域」ではなく、人生を良くするための手段です。歯列矯正という将来価値の高い支出に使い、落ち着いたら再び積み立てを続ける。その柔軟さこそが、長く資産形成を続けるコツです。
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