取得利回りと現在利回りの違いとその意味

株式

株の配当利回りには「取得利回り」と「現在利回り」がありますが、それぞれの意味と違いについてよく理解できていない方も多いです。この記事では、それぞれの利回りが何を意味しているのか、また、取得利回りが今後の株価変動にどう影響するのかを詳しく解説します。

取得利回りとは?

取得利回りは、株を購入した際の購入価格に基づく配当金の利回りです。具体的には、購入した株の配当金額をその時点での購入価格で割ったものを指します。例えば、株を100万円で購入し、年間の配当金が2.54万円であれば、取得利回りは2.54%となります。

取得利回りは、株を購入した時点での利益の割合を示しているため、その後の株価変動には影響されません。つまり、購入後に株価が上がろうが下がろうが、取得利回りは変わらず、購入時に得られる配当利回りとして安定しています。

現在利回りとは?

現在利回りは、株の現在の株価を基に計算される利回りです。株価が変動すると、現在利回りも変動します。株を購入した時点では取得利回りと現在利回りが同じ場合もありますが、株価が上昇すると現在利回りは下がり、株価が下落すると現在利回りは上昇する傾向があります。

現在利回りは、投資家が現在の株価を基にどれだけの利益が得られるかを示す指標です。購入後に株価が上がると現在利回りが下がり、逆に株価が下がると現在利回りが上がるため、株価が安い時に購入すれば、現在利回りは比較的高くなります。

取得利回りと現在利回りの違いと実際の運用への影響

取得利回りと現在利回りの最大の違いは、その計算の基準となる株価です。取得利回りは購入価格を基に計算されるため、株価の変動に影響されません。一方、現在利回りは現在の株価に基づくため、株価の変動によって変動します。

仮に今後株価が上がった場合、取得利回りは変わらず2.54%のままであり、配当金額も変わりません。しかし、現在利回りは株価が上昇することで低くなります。反対に、株価が下落すれば現在利回りは高くなることになりますが、取得利回りは変わらない点が特徴です。

取得利回り2.54%の配当が今後も同じ額でもらえるのか?

取得利回りが2.54%であるということは、その株を購入した時点での配当金額がその割合で得られることを意味します。もし今後株価が上がろうが下がろうが、購入時の株価に基づく配当金が支払われる限り、取得利回りは変わりません。

したがって、「今後いっさい今、持っている銘柄に対して売ったり買い増したりせずにホールドして、配当金も毎年全く同じ額がもらえる」という前提であれば、取得利回りは毎年同じ2.54%の配当がもらえるという認識は正しいです。株価の変動があっても、取得利回りに影響はありません。

まとめ

取得利回りと現在利回りは、株の配当利回りを評価する上で非常に重要な指標ですが、それぞれの意味と違いを理解することが大切です。取得利回りは購入時の株価に基づき、その後の株価の変動に影響されない安定した指標であり、現在利回りは株価の変動によって変わるため、投資家にとっては異なる視点からの評価が可能となります。

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