SBI証券で複数の取得単価で同じ銘柄を保有している場合、特定の株だけを売却したいというケースがあります。この記事では、キリンホールディングスを例に、取得単価ごとの部分売却方法や取得単価の取り扱いについて解説します。
取得単価ごとの部分売却は可能か
SBI証券では、同一銘柄を複数単価で保有している場合、売却時に『特定の単価の株だけ売る』指定はできません。売却を指定すると、基本的に先入れ先出し(FIFO)方式で自動的に売却株が割り当てられます。
つまり、100株ずつ2370円と2495円で持っている場合、売却注文を出すと、通常は2370円で購入した株から順に売却されることが多いです。
部分売却での取得単価の扱い
特定単価の株のみを売りたい場合、注文画面で『取得単価を指定する売却』オプションがあるか確認します。SBI証券では、一般口座では指定できませんが、特定口座の場合も原則FIFOとなります。
一部を売却した後の残り株の取得単価は、売却対象によって残存株の平均取得単価が変動します。複数単価で保有している場合は、売却後の平均単価を計算して把握することが重要です。
具体例で見る売却シミュレーション
例として、2370円で100株、2495円で100株保有している場合、100株売却すると、2370円分が売却されると仮定すると、残りの保有は2495円100株となります。逆に2495円を売却したい場合は、注文前に保有株の組み換えや別口座への移管を検討する必要があります。
売却対象の選択肢が制限されることを理解し、税金計算や損益管理にも注意してください。
税金や損益の管理
部分売却時は、売却した株の取得単価と売却価格との差額が譲渡益となり、課税対象になります。特定口座(源泉徴収あり)では、売却時に税金が自動計算されます。
複数単価で保有している場合、売却株の単価により課税額が変わるため、売却前にシミュレーションしておくと安心です。
まとめ
SBI証券では、複数取得単価の株を保有していても、特定の単価だけを売ることは原則できません。売却順序はFIFOで自動的に割り当てられ、売却後の残株の平均取得単価が変動します。
2495円で買った株だけを売りたい場合は、売却方法や口座の特性を確認し、必要であれば口座管理や注文方法の工夫を行うことが重要です。
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