NISAで150万円を1年間運用するといくら増える?過去の実績からシミュレーションしてみる

資産運用、投資信託、NISA

NISAの成長投資枠で150万円を運用した場合、「1年後にどのくらい増えるのか」は多くの人が気になるポイントです。ただし、NISA自体が利益を生み出すわけではなく、何に投資するかによって結果は大きく変わります。

株式、投資信託、米国指数、日本株など選ぶ商品によって値動きは異なりますが、過去の平均的な実績を参考にすると、おおよそのイメージはできます。ここでは実例を使いながらわかりやすく解説します。

NISAは利益を非課税にする制度

まず理解しておきたいのは、NISAは運用商品ではなく制度という点です。

通常、株や投資信託で利益が出ると約20%の税金がかかりますが、NISAでは一定範囲内なら利益が非課税になります。

例えば15万円の利益が出た場合を比較すると以下のようになります。

口座種類 利益15万円の場合
通常口座 約12万円前後受取
NISA口座 約15万円受取

つまりNISAは利益を増やす制度ではなく、税金を減らす制度です。

150万円を1年間運用した場合の目安

過去の株式市場の平均的なリターンを参考にすると、以下のようなイメージになります。

年間利回り 1年後の資産額 増加額
3% 154万5000円 4万5000円
5% 157万5000円 7万5000円
10% 165万円 15万円
20% 180万円 30万円

ただしこれはあくまで過去の参考値であり、毎年同じ結果になるわけではありません。

実際はマイナスになる年もある

投資で忘れてはいけないのが下落する年もあることです。

例えば世界株式や米国株でも、景気悪化や金融不安の影響で年間10〜20%以上下落した年は過去にもあります。

150万円なら以下のようなケースもあります。

  • −10%なら約135万円
  • −20%なら約120万円
  • −30%なら約105万円

短期では利益よりも値動きの大きさを感じることがあります。

ここ数年の動きだけを見るのは注意が必要

最近は米国株やAI関連銘柄の上昇が目立ったため、大きな利益を出した人もいます。

例えばNASDAQ100などでは1年で20〜30%以上上昇した時期もありました。

しかし逆に翌年には大幅下落することもあります。

最近数年だけを見ると期待が大きくなりやすいですが、長期の平均で考える方が現実的です。

長期運用の方が数字は安定しやすい

投資では1年間よりも、5年や10年単位で考える人が多くいます。

例えば年5%で10年間運用できた場合、150万円は約244万円程度になります。

複利効果が働くため、期間が長いほど資産の増え方が変わってきます。

短期間で大きく増やすより、長く続ける方が現実的なケースも少なくありません。

まとめ

NISAの成長投資枠で150万円を1年間運用した場合、平均的には数万円から十数万円程度の増加になるケースが多く見られます。

ただし、利益が出る保証はなく、数十万円減る可能性もあります。

投資では「1年でいくら増えるか」よりも、「何に投資し、どのくらいの期間保有するか」の方が結果に大きく影響することを意識しておくことが大切です。

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