「低位株で高配当、しかも財務健全で成長性もある銘柄が欲しい」と考える人は少なくありません。株価が安いと少額から始めやすく、高配当なら配当収入も期待できるため魅力的に感じやすい条件です。
ただし、低位株・高配当・高成長・財務健全という4つの条件は、実際には同時に成立する銘柄が限られることもあります。銘柄名だけ探すよりも、条件の見方を知っておく方が長く役立つことがあります。
低位株とは必ずしも割安株ではない
低位株は一般的に株価水準が比較的低い銘柄を指して使われることがあります。
ただし、株価が安い理由はさまざまです。
| 株価が低い理由の例 | 考え方 |
|---|---|
| 企業規模が小さい | 成長余地がある場合もある |
| 業績悪化 | 注意が必要なケースもある |
| 市場評価が低い | 将来見直される可能性もある |
| 株式分割後 | 単純比較が難しい場合もある |
株価が安いことと、企業価値が割安であることは必ずしも同じではありません。
高配当だけを見ると注意が必要なこともある
配当利回りが高い銘柄は魅力的に見えますが、数字だけで判断しない人もいます。
例えば株価が大きく下落した結果として、見かけ上の配当利回りが高くなっているケースがあります。
配当利回りだけでなく、配当性向や利益状況を見る人もいます。
無理な配当政策の場合、将来減配される可能性も考えられます。
財務健全性を見るときによく確認される指標
財務健全性では、借入状況や資金余力を見る人もいます。
例えば次のような項目が確認されることがあります。
- 自己資本比率
- 営業利益
- 現金保有額
- 有利子負債
- 営業キャッシュフロー
例えば売上が伸びていても借入負担が大きい場合、見方が変わることがあります。
成長性は過去ではなく今後も考える人が多い
売上や利益が過去に伸びていても、それだけで将来の成長が決まるわけではありません。
例えば次のような点を見る人もいます。
- 業界全体の成長性
- 新規事業
- 市場シェア
- 利益率改善
過去数年だけではなく、中期計画や事業内容も合わせて見ることがあります。
条件を全部満たそうとすると候補が少なくなることもある
「低位株」「高配当」「財務健全」「高成長」を全て満たそうとすると、候補がかなり少なくなる場合があります。
例えば最初は優先順位を決める方法を取る人もいます。
「配当重視」「成長重視」「安定性重視」のように軸を決めることで探しやすくなることがあります。
まとめ
低位株で高配当・財務健全・高成長を同時に狙うことは魅力的ですが、条件が多いほど候補は限られやすくなります。
また、株価の安さだけで判断するのではなく、財務や利益、将来性なども合わせて確認する考え方があります。
銘柄名だけを見るよりも、選び方の基準を持って探すことで、自分に合った投資判断につながることがあります。
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