NISAのつみたて投資枠でオルカン(全世界株式)を長期保有していると、「同じ1800万円でも早く達成する場合と遅く達成する場合で利益は変わるのか?」という疑問が出てきます。本記事では、この仕組みを投資の基本である複利の観点から整理して解説します。
結論:利益は「時間の長さ」で変わる
まず前提として、投資の利益は元本の大きさだけでなく、運用している時間の長さに大きく影響されます。
例えば同じ1800万円を積み立てたとしても、15年で到達した場合と20年で到達した場合では、その後に運用できる期間が変わるため最終的な資産額も変化します。
これは「早く満額に達した方が、その後も長く運用できる」というシンプルな構造によるものです。
複利の仕組みが差を生む理由
投資の世界では、得られた利益がさらに利益を生む「複利効果」が重要です。
例えば15年で1800万円に到達した場合、その後も残りの5年間は満額を運用し続けることができます。
一方で20年かけて到達する場合、その5年間はまだ積立途中のため、平均的な運用額は小さくなります。
具体例で見る資産の差
仮に年利5%で運用した場合を考えます。
例えば15年目で1800万円に到達したケースでは、その後5年間で約460万円程度の増加が見込まれます(概算)。
一方で20年目に到達する場合は、その5年間での増加がフル運用時よりも小さくなります。
このように「満額になってからの運用期間」が長いほど、最終的な差が広がります。
積立投資の本質は時間を味方にすること
つみたて投資の本質は、元本の大きさだけでなく「どれだけ長く市場に資金を置けるか」にあります。
例えば同じ1800万円でも、早く到達した方がその後の複利効果を長く享受できます。
そのため投資では「いつ1800万円に到達するか」よりも「どれだけ長く運用を続けるか」が重要になります。
まとめ:早い到達は有利になりやすいが本質は継続
同じ1800万円でも、15年で到達するか20年で到達するかによって最終的な資産額は変わります。
これは複利の作用により、満額運用できる期間が長いほど有利になるためです。
ただし最も重要なのは到達速度よりも、途中でやめずに長期で積み立てを続けることです。
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