楽天証券で米国株を購入した際、「株価×株数×為替レート+手数料」で計算した金額と、実際に預かり金から引かれる受渡代金が合わないことがあります。特に米国株取引では、表示される為替レートや手数料以外にも確認しておきたいポイントがあります。
この記事では、米国株の買付時に表示される受渡代金の意味や、計算した金額との差額が発生する理由、手数料が含まれる範囲について分かりやすく解説します。
楽天証券の米国株買付で表示される受渡代金とは
米国株取引における受渡代金とは、約定した株式を購入するために最終的に必要となる日本円の金額です。実際に証券口座の預かり金から差し引かれる金額は、基本的にこの受渡代金を基準に考えます。
例えば、米国株を11株購入し、約定単価が27.60米ドルだった場合、株式代金だけを見ると「27.60ドル×11株=303.60ドル」となります。
しかし、円貨決済で米国株を購入する場合は、単純に表示されている為替レートを掛け算するだけではなく、証券会社が適用する為替レートや手数料などが反映されます。
株価と表示為替レートだけでは金額が一致しない理由
米国株の円換算額を計算する際、多くの人が「ドル価格×為替レート」で計算します。しかし、実際の取引では為替手数料に相当するスプレッドが含まれる場合があります。
例えば、画面上では1ドル162.780円と表示されていても、そのレートが株式代金の計算にそのまま使われるとは限りません。円貨決済の場合、証券会社が定めた適用為替レートによって日本円の支払額が決まります。
そのため、自分で計算した金額と受渡代金に数百円程度の差が出ることがあります。これは金額が消えたのではなく、為替換算時の差額によるものです。
米国株取引の手数料は受渡代金に含まれるのか
米国株の買付では、約定代金とは別に取引手数料が発生します。楽天証券の取引画面に表示される「受渡代金」は、株式購入代金と手数料などを含めた、実際に支払う総額として表示されます。
つまり、預かり金から引かれる金額を確認したい場合は、受渡代金を見ることで把握できます。手数料欄に表示されている金額を、受渡代金に追加で足す必要がないケースがあります。
例えば、株式代金が49,900円で手数料が245円の場合、受渡代金は49,900円+245円のように計算されます。取引画面ではすでに合計額として表示されるため、二重に加算しないよう注意が必要です。
数百円の差額が発生する主な原因
今回のように計算上では約494円の差が出る場合、主な原因として考えられるのは為替換算時の違いです。
米国株を円貨で購入する場合、ドルを円へ交換する際に為替スプレッドが発生します。これは銀行などで外貨両替をするときの手数料と同じような仕組みです。
例えば、303.60ドルの購入では、1ドルあたり数円未満の差でも、ドル金額が大きくなると数百円単位の違いになります。
円貨決済とドル決済で確認方法が変わる
米国株取引では、円貨決済とドル決済の2種類があります。円貨決済の場合は、購入時に日本円からドルへ自動的に交換されるため、為替レートの影響を受けます。
一方、事前に米ドルを用意してドル決済を利用する場合は、株式代金や米ドル手数料をドルで管理することになります。
どちらの方法が有利かは、取引頻度や為替状況によって変わります。頻繁に米国株を売買する人は、為替コストを意識して決済方法を選ぶ場合もあります。
まとめ|楽天証券の受渡代金は実際に支払う総額を確認することが大切
楽天証券で米国株を購入した際、株価・株数・表示為替レートだけで計算した金額と受渡代金が一致しないことがあります。
主な理由は、円貨決済時の為替スプレッドや適用為替レートの違い、手数料の反映方法によるものです。受渡代金は、実際に預かり金から差し引かれる最終的な支払額として確認することができます。
米国株取引では、単純な掛け算だけではなく、為替や手数料の仕組みを理解することで、表示金額との差に戸惑うことなく取引できるようになります。
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