積立NISAのNASDAQ100やオルカンがマイナスになる理由とは?投資信託の価格変動の仕組みを初心者向けに解説

資産運用、投資信託、NISA

積立NISAでNASDAQ100やオール・カントリー(オルカン)などの投資信託を購入していると、毎日のように評価額がプラスになったりマイナスになったりすることがあります。投資を始めたばかりの場合、「なぜ買っているのにマイナスになるのか」「誰かが売ると下がり、買う人が増えると上がるのか」と疑問に感じることもあります。この記事では、積立NISAの投資信託が値下がりする理由や価格が決まる仕組みについて、初心者にも分かりやすく解説します。

積立NISAの商品がマイナスになる一番の理由は市場価格が変動するため

NASDAQ100やオルカンなどの投資信託は、株式市場の値動きに連動して価格が変化します。そのため、購入した後でも株価が下がれば評価額はマイナスになります。

例えば、10万円分の投資信託を購入した後、組み入れている企業の株価が下落すると、その投資信託の価値も下がります。投資した金額より現在の価値が低くなった状態が「含み損」や「マイナス」と呼ばれる状態です。

これは積立NISAの失敗ではなく、株式投資では自然に起こる値動きです。短期間では価格が上下しますが、長期的には経済成長による株価上昇を期待して投資を行います。

投資信託の価格は売る人や買う人だけで単純に決まるわけではない

株式の場合、「買いたい人が多いと価格が上がり、売りたい人が多いと価格が下がる」という考え方は基本的には正しいです。しかし、NASDAQ100やオルカンのような投資信託の場合は少し仕組みが異なります。

投資信託の価格である基準価額は、組み入れている株式や債券などの資産価値をもとに計算されます。つまり、投資信託が保有している企業の株価が変化することで、基準価額も変動します。

例えばオルカンは世界中の株式に投資する商品なので、アメリカ、日本、ヨーロッパ、新興国などの株価が下落すると、その影響を受けて基準価額も下がります。

NASDAQ100やオルカンが下落する具体的な原因

NASDAQ100は主にアメリカの大型ハイテク企業を中心とした指数です。そのため、アメリカの金利上昇や企業業績への不安などによって価格が大きく変動することがあります。

例えば、金利が上昇すると将来大きな利益を期待されている成長企業の株価は下落しやすくなります。その影響でNASDAQ100に連動する投資信託も一時的にマイナスになることがあります。

オルカンの場合は世界全体の株式市場に影響されます。世界的な景気悪化や金融不安が起きると、多くの国の株価が下がり、オルカンの基準価額も下落する可能性があります。

積立投資ではマイナスの時期も意味がある

積立NISAでは、毎月決まった金額を購入するため、価格が下がった時には同じ金額でより多くの口数を購入できます。

例えば毎月1万円を積み立てている場合、基準価額が1万円の時は1口購入できますが、基準価額が5000円に下がれば同じ1万円で2口購入できます。

そのため、長期間積立を続ける場合、一時的な下落は必ずしも悪いことではありません。安い価格で購入できる期間になる可能性もあります。

積立NISAでマイナスになった時にやってはいけない行動

投資初心者がよくしてしまう失敗の一つが、価格が下がった時に慌てて売却してしまうことです。

例えば100万円投資して90万円になった時、不安になって売却すると、その後市場が回復しても利益を得ることはできません。長期投資では、短期間の値動きよりも投資を続ける期間が重要になります。

もちろん、生活資金が不足する場合や投資目的が変わった場合は見直しが必要です。しかし、日々の小さな値動きだけで判断するのではなく、長期的な視点を持つことが大切です。

積立NISA初心者が理解しておきたい評価額の見方

積立NISAの画面で表示される評価額は、「今売却した場合の金額」です。そのため、購入した商品の価値が一時的に下がればマイナス表示になります。

例えば、毎月3万円を積み立てて合計30万円投資した場合、現在の評価額が28万円なら2万円の含み損という意味になります。しかし、その後株価が回復すれば評価額が30万円以上になる可能性もあります。

投資信託は預金とは違い、価格変動があります。マイナスになること自体は異常ではなく、株式市場に投資している以上は避けられないものです。

まとめ|積立NISAのマイナスは投資の仕組み上自然に起こる

NASDAQ100やオルカンの積立NISAがマイナスになる理由は、投資先の株価が下落し、投資信託の価値が変化するためです。

「売る人が増えたから下がる」「買う人が増えたから上がる」という面もありますが、投資信託では組み入れている資産の価格変化が大きな要因になります。

積立投資では、下落時にも継続して購入することで平均購入価格を抑える効果が期待できます。日々のマイナスだけを見るのではなく、長期的な資産形成という目的を意識して運用することが大切です。

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