楽天証券の操作性や取引アプリの使いやすさを気に入っている一方で、ポイントサービスはSBI証券のVポイントを活用したいという人も増えています。NISAでは証券会社を用途別に使い分けたいと考える方も少なくありません。
この記事では、楽天証券とSBI証券を併用してNISAを利用できるのか、積立投資をSBI証券で行った場合のVポイント還元の仕組み、月5万円積立した場合のポイント目安について分かりやすく解説します。
NISA口座は楽天証券とSBI証券で分けて利用できるのか
NISA口座は1人につき1つの金融機関でしか開設できないため、同じ年のNISA枠を楽天証券とSBI証券の両方で利用することはできません。
例えば、2025年のNISA口座を楽天証券で開設している場合、SBI証券で同じ年のNISA枠を利用することはできません。
ただし、NISAの成長投資枠やつみたて投資枠をどちらで利用するかを毎年変更することは可能です。そのため、年ごとに利用する証券会社を選ぶことになります。
楽天証券で株式、SBI証券で積立という使い分けは可能か
「楽天証券では日本株の取引をしたい」「SBI証券では投資信託の積立をしてVポイントを貯めたい」という考え方はよくあります。
ただし、NISA口座の場合は成長投資枠とつみたて投資枠が同じNISA口座内にあるため、楽天証券で成長投資枠、SBI証券でつみたて投資枠というように同じ年のNISA枠を分けて利用することはできません。
一方で、NISA以外の特定口座や一般口座であれば、楽天証券とSBI証券の両方を利用して株式取引や投資信託購入を行うことは可能です。
SBI証券の投信積立でVポイントが貯まる仕組み
SBI証券では、対象の投資信託をクレジットカード積立などで購入することで、Vポイントを獲得できるサービスがあります。
還元率は利用するカードの種類や条件、対象商品などによって異なります。例えば、三井住友カードを利用したクレカ積立では、カードの種類によってポイント付与率が設定されています。
そのため、SBI証券で積立を始める前には、自分が利用している三井住友カードの種類や最新のポイント条件を確認することが重要です。
月5万円をSBI証券で積立した場合のVポイント例
月5万円を積み立てる場合、年間の積立額は以下のようになります。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 毎月の積立額 | 5万円 |
| 年間積立額 | 60万円 |
例えば、クレカ積立の還元率が0.5%の場合、月5万円の積立では以下のような計算になります。
50,000円×0.5%=250ポイント
年間では250ポイント×12か月となり、3,000ポイント程度が貯まる計算です。
ただし、実際の還元率はカード種類や利用条件によって変わるため、必ず現在の公式条件を確認する必要があります。
SBI証券でNISA積立をするメリット
SBI証券でNISAの積立投資を行うメリットは、Vポイントを投資に活用できる点や、投資信託の選択肢が豊富な点です。
特に三井住友カードやVポイントを普段から利用している人にとっては、日常生活で貯めたポイントを投資に回せるため、資産形成との相性が良いサービスです。
例えば、毎月の積立で獲得したポイントをさらに投資信託の購入に利用することで、現金だけではなくポイントも運用資金として活用できます。
楽天証券を使い続けたい場合の選択肢
楽天証券の取引アプリや操作性に魅力を感じている場合、無理にすべてをSBI証券へ移す必要はありません。
例えば、楽天証券では特定口座で日本株取引を行い、SBI証券ではNISAを利用するというように、目的ごとに証券会社を分けて管理する方法もあります。
ただし、NISA口座は1つしか持てないため、どちらの証券会社をNISAのメイン口座にするかは、ポイント還元、商品の種類、操作性などを比較して決めることが大切です。
NISA口座を選ぶときに比較したいポイント
NISAで利用する証券会社を選ぶ際は、以下の点を確認すると判断しやすくなります。
- 投資したい商品が取り扱われているか
- クレカ積立のポイント還元率
- アプリや取引画面の使いやすさ
- ポイントを投資に利用できるか
- 手数料やサービス内容
ポイントだけで判断すると、長期投資では使い勝手や商品の選択肢が不便になる場合があります。
特にNISAは長期間利用する制度なので、自分が継続して使いやすい証券会社を選ぶことが重要です。
まとめ|楽天証券とSBI証券は目的に合わせた使い分けが大切
楽天証券とSBI証券は、それぞれ特徴が異なるため、利用目的に合わせて選ぶことが大切です。
NISA口座は1つしか利用できないため、楽天証券で成長投資枠、SBI証券でつみたて投資枠というような同一年の併用はできません。
一方で、SBI証券のVポイント還元は、普段からVポイントを利用する人にとって魅力的なサービスです。月5万円の積立でも条件次第では年間数千ポイントを獲得できます。
最終的には、ポイント還元だけでなく、アプリの使いやすさ、投資商品の種類、長く続けられる環境かどうかを考えて証券会社を選ぶことが、NISA運用を成功させるポイントになります。
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