株式投資を始めたばかりの方にとって、「マックハウス」や「モンスターラボ」のようにストップ高になった銘柄への投資は魅力的に映ります。ただし、ストップ高銘柄は買い方や注文の出し方に注意が必要です。本記事では、株初心者がストップ高銘柄を現物で購入するための基本的な知識と手順、注意点をわかりやすく解説します。
ストップ高とは？なぜ買いにくくなるのか
ストップ高（S高）とは、1日に値上がりできる上限に達した状態のことです。多くの場合、好材料の発表や人気化によって買い注文が殺到し、売り注文が極端に少なくなるため、注文を出しても約定（売買成立）しにくくなります。
たとえば、「モンスターラボHD」が好決算を発表した結果、連日ストップ高になったケースでは、買い注文は板に並びますが、売る人がいないため買えない状況が続くことがあります。
現物取引で株を購入するための基本ステップ
株を現物で買うには、まず証券口座を開設する必要があります。初心者にもおすすめの証券会社としては以下があります。
- 楽天証券
- SBI証券
- 松井証券
- マネックス証券
口座開設後、入金してから「現物取引」を選び、銘柄コードや会社名で検索し、購入数量と価格を入力して注文を出します。
ストップ高銘柄を買いたい場合は、上限価格で「指値注文」を出すのが一般的です。成行注文だと約定しないか、リスクが高くなります。
ストップ高銘柄を買うときの注文のコツ
ストップ高の銘柄を狙うなら、「寄り付き前に注文を出す」のが鉄則です。午前9時の市場開始前に注文を入れておけば、他の投資家と同じスタートラインに立てます。
また、指値注文の際は「ストップ高価格ちょうど」で出すことで、無駄な高値掴みを避けられます。板（売買注文の状況）を見て、買いが多く売りがほぼないときは約定しにくいため、何日か待つ覚悟も必要です。
なぜ現物取引が初心者に向いているのか
現物取引は、自分の資金内で株を買うシンプルな方法で、借金（信用取引）などのリスクを負わない点が特徴です。特に初心者にとっては、損失が限定されるという安心感があります。
一方で、信用取引は元手の3倍まで株を買える反面、損失も大きくなるリスクがあり、ストップ高のようなボラティリティの高い銘柄では特に注意が必要です。
注文後に注意したいポイントとQ&A
注文を出してもすぐに買えない場合は、注文状況を確認して「繰り返し注文する」か、「別の銘柄を検討する」などの判断が必要です。特にストップ高銘柄は人気集中により、買えないまま終わるケースもあります。
Q: 翌日にまた注文すれば買えますか？
→ はい。ただしその日もストップ高が続く場合は、前日以上に競争が激しくなります。注文をキャンセルせず、持ち越しても自動で約定しません。
まとめ：株初心者でもストップ高銘柄は狙えるが冷静な判断が重要
マックハウスやモンスターラボのようなストップ高銘柄は、話題性が高く投資初心者にも注目されやすいですが、実際に購入するには証券口座の開設や注文方法の理解が必要です。
現物取引であれば、資金管理もしやすく、無理のない形で株式投資を始められます。焦らず、買えない日が続いても相場を観察しながら、冷静に対応していきましょう。
こんにちは！利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。
コメント