Cardano(ADA)の公式フルノードウォレットであるDaedalusは、高いセキュリティ性を持ちながらも、初めて利用する方にとっては操作が少々わかりづらい点もあります。この記事では、Daedalusの基本的な開き方から、ADAを日本円に換金するまでの流れをわかりやすく紹介します。
Daedalusウォレットの起動方法
Daedalusをインストール後、起動すると最初に現れるのが「角のついた頭」のロゴ画面です。この画面はウォレットがブロックチェーンの同期を行っている最中であり、完了までに数分から数十分かかることがあります。
同期が100%になると、自動的にウォレット画面へ移行します。そこから「ウォレットを復元」または「新規ウォレット作成」のボタンが表示されるため、既存のウォレットをお持ちの場合は復元を選び、復元フレーズを入力しましょう。
ウォレットの同期が終わらない場合の対処法
「いつまでも起動しない」「同期が進まない」という声もあります。その場合、以下の対処が効果的です。
- PCのスペック(SSD・メモリ)を確認
- インターネット接続の安定性を確保
- セキュリティソフトで遮断されていないか確認
また、公式サイトから最新版を再インストールするのも一つの手です。
ADA残高の確認方法
ウォレット画面へ移行後、「ダッシュボード」や「トランザクション」タブで現在のADA保有量(例:500ADA)を確認できます。残高はリアルタイムでブロックチェーンから取得されるため、同期が完了していないと表示されないことがあります。
また、ADAはステーキング中でもロックされることはなく、自由に送金できます。
ADAを日本円に換金する方法
日本円への換金には、暗号資産取引所を通す必要があります。Daedalusは送金専用なので、国内取引所(例:bitFlyer、Coincheck)などでADAの取り扱いがある口座を開設しましょう。
手順は以下の通りです。
- 国内取引所でADAの入金アドレスを取得
- Daedalusから取引所アドレスへADAを送金
- ADAを売却し、日本円に換金
- 日本円を銀行口座へ出金
送金時はアドレスの入力ミスや手数料に注意が必要です。
海外取引所を使う場合の注意点
Binanceなどの海外取引所は流動性が高く手数料が安いというメリットがありますが、日本円への出金が直接できないため、国内取引所への再送金が必要になります。初心者の方には、まず国内取引所の利用がおすすめです。
また、税務処理の観点でも日本国内での売却記録が残せるメリットがあります。
まとめ:Daedalusの使い方とADA換金は段階的に覚えよう
Daedalusウォレットは高機能ですが、起動に時間がかかることや操作が複雑な面もあります。まずはウォレットの起動と同期を確認し、ADAの残高チェック、そして取引所への送金というステップを一つずつ踏むことが大切です。
ADAを日本円に換金する際は、国内取引所を利用することでスムーズかつ安全に行えます。初めての方でも焦らず進めていきましょう。

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