MetaTrader5(MT5)をインストールしたばかりの方から「ワンクリックトレードが表示されない」「注文ができない」といった声をよく耳にします。この記事では、MT5で取引ができないときの主な原因とその対処法を初心者向けにわかりやすく解説します。
ワンクリックトレードが表示されない主な原因
MT5でワンクリックトレードが使えない場合、以下のような原因が考えられます。
- ワンクリックトレードが有効化されていない
- サーバーとの接続が不完全
- ブローカーによって機能が制限されている
まずは、チャート上で右クリック →「ワンクリックトレード」にチェックを入れることで、表示をオンにできます。
取引パネルが表示されない理由と解決策
チャートの上部や下部にある「取引」パネルが表示されない場合は、MT5画面の「表示」メニューから「ターミナル」をクリックして表示を確認してください。
また、Ctrl + T のショートカットキーでも「取引」パネルが開きます。
取引できるはずなのに発注できないときのチェックポイント
取引可能な通貨ペアを選んでいるのに発注できない場合、以下を確認してください。
- 実際にログインしている口座が「デモ口座」や「リアル口座」か
- 注文対象の銘柄がブローカー側で「取引不可」に設定されていないか
- 取引時間外でないか(多くのFX銘柄は週末クローズ)
さらに、MT5画面の右下に表示されている回線の状態(kb/s)がゼロになっていないかも要チェックです。
入金していない場合の影響は?
MT5の一部ブローカーでは、リアル口座への初回入金が完了しないと取引が制限される仕様となっています。特に株や指数などは取引開始に「最低証拠金」が必要な場合があるため、残高がゼロの状態では実行できないことがあります。
このような仕様については、利用しているブローカーのサポートページや口座情報ページを確認するのが確実です。
具体的な対処手順まとめ
- チャート上で右クリック→「ワンクリックトレード」にチェック
- 「表示」→「ターミナル」または Ctrl + T で取引パネル確認
- 取引不可銘柄でないか、時間外でないか確認
- ログイン情報とサーバー接続状況の再確認
- ブローカーの仕様により入金しないと制限がある場合は最低入金を検討
これらの手順を踏んでも解決しない場合、MT5公式や、利用している証券会社・ブローカーのサポートへ問い合わせるのが確実です。
まとめ:焦らず一つずつチェックしよう
MT5で注文ができない場合、設定ミスや取引条件による制限が原因であることが多いです。まずはワンクリックトレードの設定とパネル表示、そして取引環境やブローカーのルールを見直すことで、スムーズな解決が期待できます。
特に初回入金未済の場合は、証券会社側のポリシーにより制限がかかっている可能性もあるため、公式情報やFAQも合わせて確認しましょう。

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