【FX手法解説】指し値注文で押し目を狙うのはなぜ外れやすいのか?成功率を上げる工夫まとめ

外国為替、FX

FXや株取引で「指し値注文」を使って押し目や戻りを狙うトレードは魅力的ですが、実際には意図した水準まで届かず不発に終わることも多いです。本記事では、なぜ指し値エントリーが外れがちかを解説し、成功率をアップさせる工夫を丁寧にご紹介します。

指し値注文が外れやすい3つの理由

① 相場は支持・抵抗を一瞬で突破することも
押し目狙いは重要な水準での反転を期待しますが、そのラインを一気に突破すると、注文が約定されずチャンスを逃すことになります。

② フィボナッチ水準は万能ではない
フィボナッチリトリースメントは目安ですが、必ずしもその水準で反応するとは限りず、レンジ相場下では逆張りになりやすい傾向があります。

③ 逆張り的性質で「落ちているナイフ」を掴むリスク
明確な反転シグナルを確認せずに指し値を置くと、価格がさらに伸びて損切りラインを引き下げる展開に発展することもあります。

反転プライスアクションを確認してから指し値を入れる方法

反転を見極めるには、ダブルボトム、ローソク足の包み足(エンガルフィン)、ピンバーなどのパターンを確認してから注文を置くのが安全です。

たとえば、支持ライン付近で長い下ヒゲを持つピンバーが出来ていれば、「反転の兆しあり」と判断し、指し値を安心して置けます。

成功率を上げる指し値注文ルール

  • 価格が支持ラインを試した後に短い戻しで入る
    支持ラインを試す=価格が一度触れてから戻ってくる動きを見てから
  • リスクリワード比率を明確にする
    例:エントリーから損切りまで10pips、利確は25pipsといった設定
  • トレンドの力を確認してトレード方向を絞る
    上昇トレンドなら売り指し値は避け、買いに限定するなど

具体的なトレード例でわかりやすく解説

米ドル円で上昇トレンド中に38.2%戻しが発生。支持ラインでピンバー確認後、134.50に指し値を設定し、損切り134.30、利確135.00としたところ、注文が約定し+50pipsを獲得。

条件を明確にしていたため、成功率が飛躍的に向上しました。

まとめ:指し値注文も“プライスアクション確認+リスク管理”で有効手法になる

単なる逆張りではなく、「価格が支持を試してからの確認」というプロセスを挟むことで、指し値エントリーも勝ちやすい戦略になります。
ただし、損切りを付けてリスク管理を徹底することが最も重要です。

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