森トラストリート(8916)で約110万円の含み益|今後の見通しと投資判断のガイド

株式

森トラストリート投資法人(証券コード 8961、通称8916)は、オフィスとホテルを中核とする総合型J‑REITで、2023年のホテルリートとの合併以降、資産規模と安定性が向上しています。

森トラストリートとはどんなREITか?

複数のオフィスビルやホテルを保有し、約4,700億円規模のポートフォリオを運用しています[参照]

JCRにより高い信用格付「AA」も取得しており、森トラストが出資主となるスポンサー力も強固です[参照]

価格上昇の背景と今後の展望

2025年2月期決算では当期利益が前期比約1.1%増となり、分配金は前期の1,740円から1,788円へと増配されました[参照]

ただし、2025年8月期には経常利益が前期比約8.4%減の見通しとされ、分配金も1766円へわずかな減配となる見通しです[参照]

アナリストの評価と目標株価

2025年7月29日時点でのアナリスト評は「中立」が6人、平均目標株価は約69,667円で、現状より約▲3.2%の下落余地が見込まれています[参照]

利益確定売りや今後の物件取得・賃料動向により上昇余地が残されているとの見方もあります。

実例:利益確定と分散投資のバランス

質問者は3月に購入され、他のREITも併用した結果、約110万円の含み益が出ているとのこと。分配金利回りは現在4~5%程度で、安定したキャッシュフローが得られています。

ただし、不動産市況や貸手状況によっては、ホテル稼働率低下やオフィス空室率上昇による逆風も考えられます。

今後の判断視点と注意点

物件ポートフォリオは東京中心で都市型資産が多く、都市回復やインバウンド需要の影響を受けやすいという特性があります[参照]

分配金見通しの微減やアナリストの中立評価も踏まえると、さらなる値上がりを期待する場合には慎重に見極める必要があります。

まとめ

森トラストリート投資法人は安定した分配と信頼性の高い運用体制が魅力ですが、今期は利益・分配金ともに微減が見込まれる局面です。

含み益が出ている今こそ、利益確定のタイミングを検討し、他のREITとのバランスやリスク分散も意識して投資戦略を練ることが重要です。

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