FXで利益を得た場合、その利益には税金がかかります。今回は、年間で120万円の利益が出た場合、どれくらいの税金がかかるのかについて解説します。
FXで得た利益の税金の計算方法
FXで得た利益は、基本的には「雑所得」として課税されます。雑所得には、給与所得や事業所得とは異なり、税率が一律で定められています。2023年現在、日本におけるFXの利益に対する課税は、総合課税ではなく申告分離課税となり、税率は一律で20.315%です。
そのため、FXで得た利益に対して、所得税15%、住民税5%、そして復興特別税0.315%が合計で課税されます。
120万円の利益にかかる税金の計算
仮に年間で120万円の利益を得た場合、税金の計算は以下のように行います。
利益 | 120万円 |
税率 | 20.315% |
税金額 | 120万円 × 0.20315 = 24万3780円 |
このため、120万円の利益に対して、税金は約24万3780円となります。
税金を軽減する方法
FXの税金を軽減するための方法として、経費を計上することや、損失を翌年に繰り越すことが可能です。特に、FXの取引に関連する費用(例えば、取引手数料や通信費、書籍代など)は経費として計上できるため、これらの経費を計上することで税金を減らすことができます。
また、もしも損失が出ている場合、損失を翌年に繰り越すことができる「繰越控除」を活用することで、次年度以降の税金を軽減することもできます。
まとめ
FXで年間120万円の利益が出た場合、約24万3780円の税金がかかります。税金を軽減する方法として、経費の計上や損失の繰越控除があることを覚えておきましょう。税金の申告には注意が必要ですが、しっかりと把握しておくことで、無駄な支払いを避けることができます。

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