仮想通貨取引所間の送金は、初めての方にとって混乱する場面も多いものです。特に、バイナンスからコインチェックへ送金する際に「送金先のプロバイダー名にコインチェックが表示されない」というケースはよくあります。この記事では、そうした場合でも安全・確実に送金する方法について詳しく解説します。
バイナンスからコインチェックに送金する際の基本手順
まず、バイナンスから送金したい通貨(例:BTCやETH)を決めます。そして、コインチェックでその通貨の「受取用アドレス」を取得し、それをバイナンス側の送金先として登録すればOKです。
このとき重要なのは、コインチェックが自動で表示されなくても、手動でアドレスを入力すれば送金は可能であるという点です。多くの場合、プロバイダー名は「Other Wallet」や「その他」を選び、あとは手動で設定すれば問題ありません。
コインチェック側でアドレスを取得する手順
1. コインチェックのアプリまたはWebサイトにログインします。
2. 「暗号資産の受け取り」または「入金」メニューを選択します。
3. 送金したい通貨を選び、「受取用アドレス」をコピーします。
たとえば、ビットコインを送金したい場合は「BTC」の受取アドレスを確認し、バイナンスにそのアドレスを貼り付けます。なお、通貨ごとにネットワークが異なるため、アドレスとネットワークが一致しているかを必ず確認しましょう。
バイナンスでの送金設定とプロバイダー選択の注意点
バイナンスの送金画面に進むと「プロバイダー名を選択」といったプルダウンが表示されます。ここで「Coincheck」が見つからない場合は焦らず「Other Wallet」や「External Wallet」などを選んでください。
そして、コインチェックで取得したアドレスと対応するネットワーク(BTCならBitcoin、ETHならERC20など)を選択し、金額を入力して送信すればOKです。
ネットワーク選択ミスに要注意
送金時に最も注意が必要なのがネットワークの選択です。たとえば、ETHを送る場合、「ERC20」か「BEP20(BSC)」など複数のネットワークが選べることがあります。
しかし、コインチェックがサポートしているネットワーク以外を選ぶと資産が失われる可能性もあります。必ずコインチェックの受取画面で指定されたネットワークに合わせてバイナンス側も設定してください。
送金完了後の確認方法
バイナンスで送金完了の表示が出た後、実際にコインチェック側のウォレットに反映されるまでには数分から最大で1時間ほどかかることがあります。
ブロックチェーンの混雑状況や、ネットワークの承認回数に応じて反映時間は変動します。送金履歴からトランザクションID(TXID)を確認し、ブロックチェーンのエクスプローラーで進行状況を追跡するのもおすすめです。
まとめ:プロバイダーが表示されなくても送金は可能
バイナンスからコインチェックへ仮想通貨を送金する際、「コインチェック」の選択肢が表示されなくても心配はいりません。「Other Wallet」などを選び、手動でアドレスとネットワークを正しく入力すれば、問題なく送金できます。
特にネットワークの一致は最重要ポイントです。送金前に必ず確認し、誤送金を防ぎながら安全に資産を移動させましょう。

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