TradingViewを使用していると、異なるチャート間で時間軸や縮尺を毎回手動で設定し直すのが面倒に感じることがあります。例えば、BTCのチャートを1時間足で確認した後、XRPのチャートを月足で表示しても、次にBTCを開くとXRPの時間軸や縮尺が反映されてしまうという問題があります。この問題を解決する方法について詳しく説明します。
TradingViewのデフォルト設定と時間軸の保存方法
まず、TradingViewのチャート設定は「デフォルト設定」として保存されますが、複数のチャートで時間軸や縮尺を個別に保存する機能は標準では提供されていません。しかし、いくつかの方法を使うことで、異なるチャートごとに時間軸や縮尺を保存することができます。
TradingViewには、ユーザーの設定を保存するための「レイアウト」機能があります。これを利用することで、チャートごとに設定した時間軸や縮尺を保存することが可能です。
レイアウト機能を活用する方法
TradingViewでは、チャートレイアウトをカスタマイズして保存できる機能があり、これを使うことで各チャートの時間軸や縮尺を記録することができます。
レイアウトの保存手順は次の通りです。
- チャートを開き、希望の時間軸と縮尺を設定します。
- 画面上部の「レイアウト」ボタンをクリックし、「レイアウトを保存」を選択します。
- 名前を付けてレイアウトを保存します。
- 次回同じチャートを開いたときに、保存したレイアウトを選択することで、保存した時間軸や縮尺が反映されます。
複数のチャートに異なる設定を保存する方法
TradingViewでは、複数のチャートを同時に開くことができますが、それぞれのチャートに異なる設定を適用するには、「複数チャートモード」を利用することが重要です。
「複数チャートモード」を使うと、1画面に複数のチャートを表示できますが、それぞれのチャートに異なる時間軸や縮尺を設定できます。これにより、チャートごとに異なる設定を保存し、次回開く際にもそれぞれのチャートに適用されます。
時間軸と縮尺の設定を自動で保存する方法
TradingViewでは、レイアウト保存を通じて時間軸や縮尺を保存できますが、毎回手動で設定を保存する手間を省くための方法もあります。
「自動保存」機能を使うと、設定変更が自動的に保存されるため、毎回手動で保存する必要がなくなります。この機能は、TradingViewの有料プランに含まれている場合がありますが、無料プランでも一定の範囲で使用できます。
問題が解決しない場合の対処法
もし、保存したレイアウトが適切に反映されない場合、以下の手順を試してみてください。
- ブラウザのキャッシュをクリアしてから再度設定を保存。
- TradingViewのアプリを再インストールし、最新バージョンに更新。
- 別のブラウザやデバイスで試してみる。
これらの手順を試しても問題が解決しない場合は、TradingViewのサポートに問い合わせてみましょう。
まとめ
TradingViewで各チャートの時間軸や縮尺を保存するには、レイアウト機能を利用するのが最も簡単で効果的な方法です。また、複数のチャートを管理する場合には「複数チャートモード」を活用すると便利です。これらの設定を駆使すれば、次回から手間なく同じ設定でチャートを表示させることができるようになります。
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