新NISAで毎月30万円積立は続けるべき?投資素人が継続投資で成果を出すための戦略

資産運用、投資信託、NISA

新NISA制度の開始から、毎月コツコツと積立投資を行っている方も多い中、「このまま続けていいのか?」と迷う場面は少なくありません。相場の変動に振り回されそうになることもありますが、投資初心者こそ“続ける力”が成果に繋がることが多いのです。本記事では、実際に毎月30万円ずつ積立をしている投資家のケースも踏まえて、長期投資戦略の考え方を解説します。

新NISAで毎月30万円積立する意義とは

新NISAは生涯投資枠1,800万円まで、非課税での運用が可能な制度です。この恩恵をフルに活用するためには、計画的かつ継続的な積立が鍵になります。特に毎月30万円という最大限の積立を行うことで、非課税のメリットを最大限に享受できます。

例えば、月30万円を5年間継続すれば、ちょうど1,800万円の枠を使い切る計算になります。これは、時間分散と複利効果を活用するうえで非常に有利なアプローチです。

短期的な下落に惑わされないために

2024年8月や2025年3月に一時的な評価額の下落を経験したとしても、それは長期投資の中ではよくある出来事です。過去にも、リーマンショックやコロナショックなどの暴落を乗り越えて、株式市場は回復し、成長してきました。

実際に、評価額が数ヶ月で+65万円となったように、市場のリズムに惑わされずに「淡々と積立を続けること」が最も重要です。

インデックス投資は「時間」と「継続」が命

投資先がS&P500、先進国株、オールカントリーであれば、分散性や長期的なリターンにおいて非常に優秀な商品と言えます。これらはいずれも過去20年で年平均リターンが5〜10%台で推移してきた実績があります。

「インデックスを長く保有する」ことは、マーケットの一時的な波に左右されないための有効な戦略です。途中で売ってしまうリスクのほうが、むしろパフォーマンス低下の要因になります。

機械的に積立を続けることの強さ

人は感情の生き物なので、どうしても「下がったら怖い」「上がりすぎて買いづらい」と感じてしまいます。しかし、積立投資はそれを機械的に克服する手法です。

毎月一定額を購入することで、相場が高いときは少なく、安いときは多く買う「ドルコスト平均法」の恩恵も受けられます。これを5年間続ければ、リターンのばらつきをならしつつ、リスクを抑えることが可能です。

実際の投資家事例とそこから学べること

質問者のように、新NISAを活用して毎月30万円積み立て、18ヶ月で540万円の元本に対し605万円と13%程度のリターンを得ている方は多くいます。特に市場が好調な期間は、インデックス投資でも大きな成果を上げられる可能性があることが分かります。

過去の統計でも、米国市場においては20年以上保有していた投資家の損失確率はほぼゼロとされています。つまり、「続ける者が勝つ」のがインデックス投資の本質です。

まとめ:答えは「このまま継続する」で正解

新NISAで月30万円ずつ積立する戦略は、非常に理にかなっています。市場は上下しながらも長期的には成長を続ける傾向があり、インデックス投資をベースに「続けること」が最も強力な武器です。

迷ったときこそ、投資の原則に立ち返り、「コツコツ積み立てて保有を続ける」。それが、初心者でも中長期的に成功するための最善の選択です。

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