“自分の口座だから安全”は要注意!投資系LINEグループと資金詐欺の見抜き方

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「自分の口座で運用するから安全」と言われて資金を追加させる投資勧誘が増えています。特にSNSやLINEグループでのやり取りを通じて、“儲かる雰囲気”を作り出し、高額な資金を投入させる手口には注意が必要です。本記事では、そうしたケースに潜む危険性と、実際に被害に遭わないためのチェックポイントをわかりやすく解説します。

「LINEグループでの投資勧誘」は詐欺の温床

近年、LINEグループやYouTubeを通じて「株で確実に儲かる」「1日で◯万円の利益」などと謳う人物が勧誘を行うケースが多発しています。

こうした人物は一見、専門家風な肩書や実績を強調し、心理的な信頼を築いた上で、資金の追加や講座申込、有料情報の購入を促してきます。

実際には、明確な金融ライセンスを持っていない、または詐欺的なグループであることも珍しくありません。

“自分の口座で運用してるから安心”は本当に安全?

「自分の証券口座に資金を入れて運用する」という説明は一見安全に思えますが、次のようなリスクが潜んでいます。

  • 事実上の強制的な売買指示(マニュアル通りに従わせる)
  • 高額ツールや有料講座の購入誘導
  • 儲かって見える画像・成績が捏造や演出の可能性

一時的に“利益が出た”ように見せて、さらなる資金投入を促すケースが典型です。

“素直な人は儲かる”などの言葉に要注意

「やる気がある人は必ず成功する」「素直に従えば稼げる」といった発言は心理誘導の常套手段です。これは、自分の判断ではなく相手の指示に依存させることで、支配しやすい状態をつくる手口でもあります。

また、「面談で選ばれた人だけが学べる」「人数限定の特別プラン」などの言い回しは、限定感と優越感を利用して冷静な判断を鈍らせる戦術です。

家族が資金投入しようとしているときの対応策

もし身近な家族がこうしたグループにのめり込んでいる場合は、以下のように対応することをおすすめします。

  • 冷静な対話で具体的な運用根拠・実績の出典を尋ねる
  • 金融庁・消費者庁など公的機関のサイトで類似事例を見せる
  • 「増やすことより守ることが重要」と共通のゴールに焦点を当てる

感情的な否定は逆効果になることが多く、「家族が信じてくれない=先生だけが味方」と思わせてしまうリスクがあります。

実際に被害が出る前にできること

不審な投資話には、以下の公的機関に相談・通報することも検討しましょう。

また、LINEやYouTubeの内容はスクリーンショットなどで保存しておくと、トラブル時に証拠として役立ちます。

まとめ

「自分の口座だから安心」「先生に言われた通りにすれば儲かる」といった言葉は、一見もっともらしく聞こえますが、詐欺の前段階でよく使われる手口です。

家族や自分を守るためにも、冷静に情報を精査し、必要に応じて公的機関へ相談することが重要です。投資は本来、自分自身が理解して判断すべきものであり、誰かの言葉だけでお金を動かすことには、常にリスクが伴います。

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