FX初心者必見!取引画面の基本操作と注文方法の違いをやさしく解説

外国為替、FX

FX取引を始めたばかりの方にとって、取引画面の用語や注文方法は難しく感じられるかもしれません。特に「新規注文」「決済注文」「FIFO」などの専門用語や、「ストリーミング注文」「成行注文」の違いは混乱しやすいポイントです。本記事では、初心者の方でも理解しやすいように、FXの基本的な注文の種類や取引画面の見方を解説していきます。

新規注文と決済注文の基本を理解しよう

FXでは、まずポジション(持ち高)を取る「新規注文」と、そのポジションを手仕舞いする「決済注文」の2段階で取引が行われます。

たとえば、「米ドル/円」を買う新規注文を出した場合、米ドルを買って円を売ることになります。このポジションを後に「売って決済」することで、利益確定または損切りが行われます。

新規で買う → 決済で売る、または新規で売る → 決済で買い戻すというのが基本的な流れです。

FIFOとは?取引の順番に関するルール

FIFOとは「First In, First Out(先入れ先出し)」の略です。これは、複数のポジションを持っている場合に、最も古いポジションから順に決済されるというルールです。

たとえば、同じ通貨ペアを3回に分けて買ったとすると、決済注文を出したときには最初に買ったポジションから順に手仕舞いされます。このルールは税務や損益計算に影響するため、特に注意が必要です。

注文方法の違い①:ストリーミング注文

ストリーミング注文とは、リアルタイムの価格を見ながら「今この価格で買いたい/売りたい」と即時に注文を出す方法です。

特徴としては、約定スピードが速く、短期トレード(スキャルピングやデイトレード)に向いています。ただし、価格が一瞬で変わることもあるため、クリックと同時に思っていた価格と違う価格で約定してしまうこともあります(スリッページ)。

注文方法の違い②:成行注文

成行注文とは、価格を指定せずに「今の市場価格で注文を成立させる」注文方法です。シンプルで確実に注文が通りますが、価格がどれになるかは市場の状況に委ねられます。

たとえば、指標発表後などで価格が急激に動いている場合、想定よりも大きくずれた価格で約定することもあるので注意が必要です。

画面別の注文方法や操作の違いについて

証券会社のFX取引画面には、複数の注文画面が用意されていることがあります。たとえば「スピード注文」「チャート注文」「一覧からの注文」などです。

  • スピード注文:ワンクリックで新規・決済を同時に行える
  • チャート注文:チャート上で価格帯を指定して指値・逆指値を視覚的に設定できる
  • 注文一覧:既存の注文を確認・編集・キャンセルできる画面

それぞれの画面は目的やスタイルに応じて使い分けると便利です。初心者のうちは、まずストリーミング注文と成行注文から慣れていくと良いでしょう。

初心者におすすめの操作フロー

まずは1通貨ペアに絞って練習しましょう。たとえば「USD/JPY」で、新規注文→決済注文までの流れを理解します。

注文の種類は成行注文から始め、慣れてきたら指値や逆指値、ストリーミング注文を使ってみましょう。取引履歴を確認することで、自分の売買の傾向や課題も見えてきます。

まとめ:用語と操作に慣れることが第一歩

  • 「新規注文」はポジションを持つための注文、「決済注文」はそのポジションを閉じるための注文
  • FIFOは古い注文から順に決済されるルール
  • ストリーミング注文はリアルタイムで注文、成行注文は即時約定を目的とした注文
  • 複数の注文画面を使い分けて自分に合った操作を見つけよう

FX取引は用語と操作に慣れるまでが最初の関門ですが、理解が進むほど取引が楽しくなります。まずは基本操作を繰り返し試しながら、少額で実践することをおすすめします。

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