成人してからIQが20ポイント以上上がった人はいるのか、特にASD(アスペルガー等)で成人期に改善したケースや、それに関係する運動習慣について整理しました。
ASDとIQの成人期の変化傾向
ASDでは幼児期にIQが低くても、成長とともに追いつくケースがあり、ある調査では成人期までに20~30ポイント上昇する例も見られると報告されています[参照]
特に言語やワーキングメモリのIQ成績は若い成人期までに安定・向上する傾向があります[参照]
実例:研究で確認された上昇幅
- ある研究では、言語性・作業記憶型IQがADHDやASDの若年者で成長し、非言語IQも変化し続けた[参照]
- UC Davisの研究で、自閉症の子供が年少期から成人初期までに約15ポイント上昇する傾向があり、回復歴がある人ではさらに高い傾向も[参照]
成人期の環境・運動がIQに与える影響
環境要因として、「フリン効果」により世代間で平均IQは上昇傾向にあります(約3ポイント/10年)[参照]
さらに、有酸素運動(ジョギング・早歩き・水泳など)を継続した人は、前頭前野や海馬が発達し、注意力や処理速度が改善し、IQテストでの向上も期待できます[参照][参照]
運動×認知トレーニングで+20以上?
複合型アプローチとして、記憶力や実行機能を鍛えるトレーニングと有酸素運動を組み合わせた場合、成人でも総合知能(流動性知能)において20ポイント前後の上昇が報告された実験があります(n-back課題など)[参照]
まとめ
結論として、成人期でもASDや環境・運動・認知トレーニングの組み合わせによって、IQが20ポイント前後上がる可能性は十分にあります。
もし「IQが明らかに上がった」と感じている人がいたら、日常的な有酸素運動(早歩きなど)+記憶・注意系のトレーニングを並行した可能性も考えられるでしょう。

こんにちは!利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。
コメント