SBI証券で米国ETF売却益のリアルタイム円転は可能?手続きと反映タイミングを解説

外国為替、FX

SBI証券で米国ETFを売却した後、「ドル残高が0で円転できない?」と感じる方は多いですが、これは制度と手続きの仕組みによるものです。

米国株・ETF売却後のドル反映タイミング

米国ETFを売却すると、売却代金は即時に米ドルで入金されますが、「保有残高」に反映されるのには時間差があります。

リアルタイムの約定後すぐには「取引履歴」や「取引余力」には反映されるものの、実際に円転に使えるドル残高として表示されるのは、翌営業日の朝以降か翌々営業日となるケースが多いです。

円転の基本フロー

  • 約定後、SBI証券が決済処理を実施
  • 処理完了後、ドル残高に反映
  • 円転注文が可能に
  • 円転後、円残高へ

この一連の流れは完全リアルタイムではなく、通常1〜2営業日を要します。

ドル残高が「0」のままに見える理由

売却直後はドル残高に「未反映」の状態で表示されるため、0のままに見えます。

これはシステム上の仕様であり、反映待ちの状態ですので、焦らなくて大丈夫です。

円転できない・クリックできない時に確認すべきこと

  • 取引報告書で決済完了日時を確認
  • ドル残高が反映されているか「外貨預り」ページでチェック
  • 円転注文時に「ドル残高不足」エラーが出ていないか確認

即日円転を望む場合の対応策

当日中に円転したい場合は、余裕を持って前営業日に売却→翌営業日朝に円転するのがベストです。

また、「米ドル定期自動スイープ」サービスを利用すれば、ドルが反映されたタイミングで自動的に円転も可能です。

まとめ

SBI証券では米国ETFの売却代金ドルは即時決済されますが、表示と円転可能になるまでに1〜2営業日かかります。

「ドル残高が0のまま」なのは決済処理待ちのためで問題ありません。急ぐ場合はスイープや前営業日売却を検討しましょう。

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