米国株の取引手数料はどうなってる？1株売買でも損をしないための基礎知識

米国株への投資を始めたばかりの方にとって、「手数料」は意外と見落としがちなポイントです。特に1株から少額で投資できるメリットの裏に、手数料の影響で損益が思った以上にブレることもあります。この記事では、初心者でも安心して米株投資をスタートできるように、1株売買時の手数料の仕組みや注意点についてわかりやすく解説します。

1株でも100株でも手数料の基本は「売買1回ごと」に発生

米国株の手数料体系は、多くの証券会社で「取引額に応じた割合」または「1回あたり一定額」で設定されています。つまり、1株でも100株でも「取引1回」に対して手数料がかかるのが一般的です。

たとえばSBI証券では、スタンダードプランでは約定代金の0.495%（税込）ですが、最低手数料が0ドルなので、1株の少額取引でも実質無料になる場合もあります。一方、為替手数料やスプレッドが別でかかることもあるため要注意です。

少額取引は手数料負けのリスクに注意

たとえば1株が50ドル（約7,500円）の株を購入して、50.5ドルで売却できたとしても、往復の手数料が1ドルあれば利益はほとんど残りません。「ちまちま売買で練習したい」場合も、あらかじめ手数料込みでの損益計算をしておくことが大切です。

証券会社によっては、定額制やゼロコミッションのプランがある場合もありますが、裏でスプレッドを広く取っていたり、為替手数料で回収していることもあります。

主要証券会社の米国株手数料比較（2025年時点）

最近は「米国株買付手数料無料キャンペーン」なども行われているので、うまく活用すれば1株からでも気軽に投資できます。

実際に1株から投資してみた人の体験談

埼玉県在住のNさん（30代）は、アップル株を1株から購入し始めました。最初は「手数料が高いのでは？」と不安でしたが、SBI証券の手数料が実質無料だったため、価格変動だけを純粋に体感することができたとのこと。「投資の感覚をつかむには最高の方法だった」と語っています。

このように、1株単位の売買はリスクを抑えながら経験を積むには適した方法です。

まとめ：手数料を理解して1株投資を上手に活用しよう

米国株では、証券会社によって1株でも低コストで取引できる環境が整ってきました。ただし、手数料・為替手数料・スプレッドなどの総コストを意識することが大切です。

最初は「練習」や「市場に慣れる」目的で1株取引をしてもまったく問題ありません。経験を積みつつ、少しずつポートフォリオを広げていきましょう。

rieki

こんにちは！利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。