1970年(昭和45年)の大阪万博が開かれた時期、日本の物価はどのような水準だったのでしょうか。今回は当時の代表的な生活品を通じて、リアルな物価感覚をご紹介します。
当時の物価水準は?
大阪万博前後の日本は、高度経済成長期の最盛期。はがきは約7円、封書は約15円、銭湯は約38円といった具合で、生活必需品の価格が今の10分の1〜20分の1程度でした:contentReference[oaicite:0]{index=0}。
物価全体に目を向けると、当時の缶飲料は非常に安価で、例えばコーラが30円前後、栄養ドリンク「オロナミンC」でも100円程度だったことが分かっています:contentReference[oaicite:1]{index=1}。
缶ジュース・飲料の具体価格
当時、自動販売機や売店で販売されていた缶ジュースや缶コーヒーは、概ね30~50円程度。また、栄養飲料系の缶では100円前後のものもありました。
例として、初期の缶入り清涼飲料は1965年以降普及し、1970年当時には250mlのコーラ缶が30円前後で手に入る状況でした:contentReference[oaicite:2]{index=2}。
缶コーヒーの黎明期
1969年に誕生した世界初の缶コーヒー(UCC)は、当時まだ一般的ではなかったものの、自販機で手軽に買える価格帯に位置していました。
1970年前後では「缶ジュース=50円前後」、栄養付きドリンク=100円というのが、庶民の感覚に近い価格水準でした。
物価上昇の背景と影響
大阪万博は社会的に様々な分野でインフレ圧力をもたらし、当時ソフトクリーム価格が50円→70円→100円へと短期間で上昇した例もあります:contentReference[oaicite:3]{index=3}。
こうした動きは一過性ではなく、エネルギー・物流・人件費の上昇や消費税導入などにより、その後長期的な物価上昇の波が始まっていきました。
価格比較表
商品 | 価格(1970年当時) |
---|---|
はがき | 約7円 |
封書(定形) | 約15円 |
銭湯(1回) | 約38円 |
コーラ(250ml缶) | 約30円 |
缶ジュース・缶コーヒー | 概ね30〜50円 |
栄養ドリンク缶 | 約100円 |
まとめ
大阪万博が開かれた1970年当時、日本の物価は現在と比べると非常に低く、缶ジュース1本あたり約30〜50円というのが一般的でした。
また栄養ドリンク系の缶商品は100円程度と、現在の100円ショップとほぼ同水準。その後の経済成長と社会変化に応じて、物価は上昇していくことになります。

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