株式投資と聞くと、「投資信託」「空売り」「信用取引」など複雑な用語が並び、初心者の方は混乱することもあるかもしれません。しかし、実はもっとシンプルな投資方法が存在します。それが「現物取引」です。この記事では、株を“普通に買って売るだけ”の取引ができるのか、わかりやすく解説します。
株をシンプルに買って売るだけの「現物取引」とは?
現物取引とは、自分の資金で株式を購入し、その株を保有したり売却したりするシンプルな取引方法です。借金やレバレッジをかけることは一切ありません。
たとえば、トヨタの株を1株2,500円で買って、その株を保有し、後日3,000円に値上がったときに売る――これが現物取引の基本的な流れです。
勝手に売られたり借金になる心配は?
現物取引では、自分で売却ボタンを押さない限り、株が勝手に売られることはありません。また、自己資金内で取引するため、借金になるリスクもゼロです。
「信用取引」や「空売り」などは、証券会社から資金や株を借りる仕組みのため、リスクやルールが複雑になります。初心者には、まずこのようなリスクのない現物取引がおすすめです。
現物取引の始め方
現物取引を行うには、まず証券会社で口座を開設する必要があります。最近はオンラインで口座開設が可能で、楽天証券やSBI証券、松井証券などが初心者にも人気です。
口座を開設したら、取引画面で欲しい株を選び、数量を入力して「買い注文」を出すだけ。数日後に売りたくなったら「売り注文」を出せばOKです。
初心者にありがちな注意点
例1:株を買うと配当や優待が自動的にもらえると思っていた
→ 配当や株主優待は、企業ごとに「権利確定日」が決まっており、その日に株を持っていないと対象外になることがあります。
例2:100円の株を1株買えば100円で済むと思っていた
→ 多くの日本株は「100株単位」での取引が基本です。つまり、1株100円でも最低購入額は10,000円となります。
現物取引は長期投資に向いている
現物取引は、短期の売買というよりは「長期保有」でじっくり育てていく投資に向いています。株主優待や配当金も楽しめるのが魅力です。
特に初心者は、短期的な値動きよりも、信頼できる企業を選び、時間をかけて資産を増やしていくスタイルが失敗しにくく安心です。
まとめ:まずは現物取引から始めよう
株式投資は難しそうに見えて、「現物取引」ならシンプルで安全な方法としてスタートできます。自分のお金で株を買い、売りたいときに自分で売る――そんなシンプルな仕組みで、借金の心配もなく安心です。
複雑な投資方法は慣れてからでも十分。まずは現物取引で株の仕組みに慣れることから始めましょう。

こんにちは!利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。
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