楽天証券で追加認証ができない?NISA口座の積立・解約が進まないときの原因と対処法

資産運用、投資信託、NISA

楽天証券でNISA口座を開設したものの、追加認証ができずに積立設定や口座解約すらできないという声が増えています。特に「登録電話からかけても認証できない」「認証しないと閉鎖も不可と言われる」といった事例が目立ちます。本記事では、こうしたトラブルの原因や解決方法を丁寧に解説していきます。

楽天証券の追加認証とは何か?

楽天証券ではセキュリティ強化の一環として、重要な手続きを行う際に「電話による追加認証」が必要となることがあります。これは、登録済みの電話番号から専用フリーダイヤルへ発信することで本人確認を行う仕組みです。

追加認証が必要な場面には、NISA口座の積立設定、口座解約、住所変更などが含まれます。認証に失敗すると、これらの手続きが進められなくなってしまいます。

よくある追加認証の失敗原因

多くのケースでは、以下のような原因によって認証がうまくいかないことがあります。

  • 非通知設定になっている:発信者番号が通知されないと認証されません。
  • 楽天リンクなどのIP電話を使っている:アプリ経由の発信は番号一致とみなされないことがあります。
  • 登録されている電話番号が古い・誤っている:変更していない場合でも確認してみましょう。
  • 海外からの発信や国際通話形式:+81など国番号付きの形式では認証できない場合があります。

例として、スマホの通話アプリではなく「楽天リンク」で発信していると、番号の判定がうまくいかず「認証できません」となってしまう事例があります。

積立設定も解約も進まないときの対処方法

まずは、標準の通話アプリを使い、Wi-Fiを切ってモバイル回線から登録番号で発信してみてください。それでもダメな場合は以下の手順で対応を進めましょう。

  • 楽天証券のマイページで「登録電話番号」を再確認
  • スマートフォンの通話設定で「発信者番号通知」がオンかを確認
  • フリーダイヤルでなく、楽天証券カスタマーサービスの有人サポートへ電話

状況によっては、郵送書類での本人確認を案内されることもあります。

NISA口座を他社へ移したいときの注意点

他社へNISA口座を移すには、まず楽天証券の口座を「金融機関変更手続き」により正式に閉鎖(廃止)しなければなりません。この手続きも追加認証が必要になるため、認証できない限り、移管も完了しません。

対処不能な状態が続く場合は、書面での申し立てや特別対応を依頼する形になります。あきらめずにサポート窓口と粘り強くやり取りすることが重要です。

サポートへの連絡時に伝えるべきポイント

スムーズに対応してもらうには、サポート窓口に次のような情報を整理して伝えるとよいでしょう。

  • 認証に失敗している日時と発信方法
  • 使用した端末・電話アプリの種類
  • 登録している電話番号
  • 行いたい手続き(積立設定か、口座閉鎖か)

電話がつながりにくい場合は、チャットサポートや問い合わせフォームからの連絡も有効です。

まとめ:追加認証トラブルは冷静に一歩ずつ対処を

楽天証券の追加認証に関するトラブルは、設定ミスや使用環境に原因があることが多く、ひとつずつ確認することで解決できる可能性が高いです。どうしても解決しない場合でも、サポート窓口を通じて書面対応や代替手段が用意されているため、諦めずに連絡を取りましょう。

積立や解約ができない焦りから誤った判断をしないよう、正しい手順と情報で対応することが大切です。

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