2025年、日経平均株価がついに4万円を突破し、市場は熱気に包まれています。株式投資に興味を持ち始めた方にとって、今はまさに「気になるけど始め時が分からない」タイミングかもしれません。この記事では、株価上昇時における基本的な考え方や、売買の判断基準について初心者向けにわかりやすく解説します。
株価が上がっているときに投資しても大丈夫?
株価が連日上昇していると、「今買えばさらに儲かるかも」と考えがちです。しかし、市場には「買われすぎ」や「過熱感」がある場合もあり、その後に調整局面(=一時的な下落)がくることも少なくありません。
特に初心者の方は、感情に流されて高値掴みしないように注意が必要です。上昇時ほど慎重な判断が求められます。
「売る・買う」の判断はどうすればいい?
株式投資では、利益確定や損切りのルールを自分なりに決めておくことが重要です。一般的には、以下のようなタイミングで売却を検討する人が多いです。
- 目標としていた利益率に達したとき(例:+10%)
- 企業の業績や環境にネガティブな変化があったとき
- チャートが天井を打った兆候を見せたとき
逆に、「下がったときは我慢」という考え方も間違いではありませんが、企業の将来性が失われた場合には、早めの見切りも必要です。
日経平均4万円台は本当に高すぎるのか?
現在の株価が割高かどうかは、単純に価格だけでは判断できません。PER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)などの指標を用いて分析する必要があります。
例えば、日経平均が4万円台であっても、企業の利益成長が追いついていれば、適正水準の可能性もあります。また、半導体やAI関連など一部の成長分野が指数を押し上げているため、指数だけで判断するのは早計です。
初心者が注目したい投資スタイル
これから投資を始めるなら、以下のようなスタイルがおすすめです。
- インデックス投資:日経平均やS&P500などの指標に連動した商品を定期購入する方法。長期的に堅実な成果が期待できます。
- 積立NISA:非課税で投資ができる国の制度。毎月一定額を積み立ててリスクを分散する効果があります。
- 配当株投資:定期的に配当金がもらえる企業への投資。資産形成と同時に収入の安定も得られます。
最初から大きなリターンを狙うのではなく、まずは少額で経験を積むことが大切です。
実例:株価上昇時に「売らなかった」結果
たとえば、過去に日経平均が3万円台を超えたときに売却を我慢した投資家の中には、その後の上昇で含み益をさらに伸ばしたケースもあります。反対に、そこで利益確定して再投資の機会を逃した人も。
大切なのは「自分の投資目的」と「取れるリスク」を冷静に見極めて行動することです。
まとめ:株価上昇は学びのチャンス
日経平均4万円突破という歴史的局面は、投資を学ぶ絶好のチャンスです。焦って始める必要はありませんが、「なぜ上がっているのか」「どんな投資判断がされているのか」を観察するだけでも、将来の投資判断に大いに役立ちます。
「上がったから買う」「下がったから売る」ではなく、自分の判断軸を作ることが成功への第一歩です。

こんにちは!利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。
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