パソコンでSBI証券を利用していると、認証コードを求められずにログインできることがあります。これはセキュリティ上の懸念につながる一方で、設定や環境による仕様である場合も少なくありません。本記事ではその原因と対処法についてわかりやすく解説します。
認証コードが省略される仕組みとは?
SBI証券では、ログイン時に通常「メールワンタイムパスワード」や「スマート認証NEO」などの2段階認証が導入されています。しかし、以下の条件に当てはまると認証コードが省略されることがあります。
- 信頼済み環境(PC・ブラウザ)として登録されている
- 一定期間内に同一端末からのアクセスが継続している
- ブラウザのCookieやキャッシュが保持されている
つまり、一度認証を通過した端末やブラウザで、再度ログインする際には簡略化されることがあるのです。
セキュリティの観点での注意点
認証コードが省略される設定のままにしておくと、万一PCが第三者に使用された場合に不正アクセスを許すリスクがあります。特に自宅外のPCや共有端末でログインする際には注意が必要です。
信頼済みデバイスの設定を見直すことや、定期的にログイン情報をクリアにする習慣を取り入れましょう。
設定確認の手順:信頼済みデバイスの解除方法
以下の手順で現在のセキュリティ設定を確認・変更できます。
- 1. SBI証券にログイン
- 2. 「セキュリティ設定」→「スマート認証NEO」または「メール認証設定」
- 3. 「信頼済み端末」の一覧から解除したいデバイスを削除
- 4. 次回以降のログインで再認証を求められるようになる
これにより、毎回認証コードの入力を必須にすることが可能になります。
ログイン履歴の確認も忘れずに
「セキュリティ」>「ログイン履歴」から、どの端末・どの日時にアクセスされたかを確認できます。もし見覚えのないアクセスがあれば、即時パスワード変更を行いましょう。
SBI証券の公式サイトからアクセスして確認できます。
まとめ:安心してSBI証券を使うために
認証コードが求められない理由には設定や環境が関係していますが、利便性とセキュリティのバランスが重要です。不安な方は、信頼済み設定を一度解除し、再度セキュリティを構築することをおすすめします。
安全に資産管理を行うためにも、定期的なセキュリティチェックは欠かせません。

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