「株っていくらくらいから買う意味があるの?」という疑問は、投資初心者が最初に抱く悩みのひとつです。少額でも始める価値はあるのか、まとまった資金がないと効果がないのか、本記事ではそうした素朴な疑問に答えつつ、実際の投資例を交えて解説します。
少額投資でも意味はあるのか?
結論から言えば、少額でも株式投資は十分意味があります。証券会社によっては1株から購入できる「単元未満株」や「ミニ株」などもあり、数百円からでも取引が可能です。
例えば、SBI証券やLINE証券では、トヨタやソニーなどの有名企業の株も1株単位で購入でき、1,000円以下で始められるケースもあります。
まとまった金額の目安はどのくらい?
一般的な「単元株(100株単位)」での取引を目指す場合、1社あたり10万円〜30万円程度を目安とするケースが多いです。たとえば、株価が1,500円の銘柄を買うには100株=15万円が必要になります。
ある程度のリターンや株主優待を狙う場合は、この規模の資金が必要ですが、必ずしもここから始める必要はありません。
少額投資のメリットとデメリット
少額投資の最大のメリットは、リスクが小さいことです。万一値下がりしても損失は限定的で、投資経験を積むには最適です。
一方、少額だと配当金や値上がり益も小さく、手数料の割合が高くなることもあるため、利益を出しにくいという側面もあります。
株主優待を受けるには条件がある
多くの企業では、株主優待を得るためには「100株以上の保有」などの条件があります。優待目当ての投資をする場合は、対象企業の株主優待制度を事前に確認しておきましょう。
例えば「オリックス(8591)」の株主優待は100株以上が条件で、3年以上保有すると特典がグレードアップするなど、長期投資の魅力も兼ね備えています。
実際の初心者のスタート事例
20代会社員のAさんは、LINE証券を使って1株500円の飲料メーカー株を月に2株ずつ購入。1年後には24株を保有し、小さな配当も得られるようになりました。
このように、少額でも継続的な積立を行えば、十分に資産形成につながるのです。
まとめ:金額の大小より「続けられるか」が大事
株式投資は少額からでも始める価値があり、経験や知識を積み重ねるためのステップになります。重要なのは、一時的に大金を投じることよりも、無理のない範囲でコツコツと続けることです。
資金に余裕が出てきた段階で、徐々に取引規模を広げていけば良いのです。まずは一歩を踏み出すところから始めてみましょう。

こんにちは!利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。
コメント